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送り迎え時の便利アイテム、電動アシスト自転車や子供乗せ自転車へ乗車する際の注意点とは?

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自分1人で自転車に乗るときと比較して、自転車は重たく、重心の位置がずれる分バランスをとるのが難しくなります。ほんの少しのぐらつきが転倒事故につながりかねないので、まずは子供なしで試乗して子供乗せ自転車の特性を理解し、慣れてから子供を同乗させることが大切。

子供乗せ自転車関連の事故の大半は、走行中ではなく子供を乗せるときや降ろすときに起こっています。事故につながらないようにするためにも、ヘルメットとシートベルトの着用は絶対に怠らないようにしましょう。またハンドルロックをし、前輪が急に旋回するのを防いでから、子供の乗せ降ろしをすることも忘れずに。ハンドルロックを忘れると転落事故の原因になります。

子供を2人乗せる際には、乗り降りさせる順番も重要。乗せるときは後部座席→前部座席の順、降ろすときは前部座席→後部座席の順が、車体のバランスを崩すことなく安全に乗り降りさせられるので、覚えておきましょう。

他にも体重制限を守る、小さな赤ちゃんを抱っこした状態での自転車運転は禁止、自転車に同乗できるのは6歳未満の幼児など、安全のために定められたルールが複数あります。初めて子供を乗せて自転車を運転する際には、ルール一覧に目を通しておきましょう。また、運転に慣れてくると「ちょっとだけなら…」という油断が事故につながってしまうことも。「子供の命も一緒に乗せている」ということを常に忘れず、正しい運転方法を心がけるとよいですね。

電動自転車に乗るときのポイント

自転車 PIXTA

近年、こぐ力をサポートする電動アシスト自転車は順調に販売台数を伸ばし、現在では60万台を超えています。電動自転車を購入した人へ、実際に購入して良かったと思った点を聞いたアンケートの結果を見てみると、「長距離移動や坂道の負担軽減」「安全性」「自転車に比較して足腰への負担軽減」などが回答上位に。子供と一緒に移動する機会の多い子育て世代にとって、電動アシスト自転車は、楽で安全な面からも非常に便利な存在となっているようです。

しかし、電動アシスト自転車使用中に危険を感じた人も数多くいます。一番多いのは、電動アシスト自転車の特性でもある「ペダルを踏んだ際の急発進」で、電動自転車を使用する人の約半数がドキッとした経験があると回答。

また、電動アシスト自転車を利用している主婦の方で、危険を感じた瞬間について聞いてみると「自分1人で乗っているとき」は35.6%、「子供を乗せているとき」はその2倍以上という調査結果も。座席上で子供が大きく体を動かしたときや、寝てしまい体が傾いたときなどに危険を感じた人が多いようです。子供が予測不可能な動きをした際、あわてずに対応するためにも正しい乗り降りの仕方はきちんとマスターしておく必要がありそうです。

電動アシスト自転車の乗り方のコツ

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前述したとおり、電動アシスト自転車に乗っているときに「ペダルを踏んだ際の急発進」で危険を感じる人が多くいます。これは通常の自転車を乗っている感覚で、停車時にペダルに足をかけていることが原因と考えられます。

ペダルに足を乗せていると、それだけでもアシスト力が働いてしまい、意図せずに走り出してしまうことがあります。 停車中や信号待ちの間はブレーキをかけ、ペダルから足を離すことを心がけると安心。同様に、電源をオンにするときや発進の際も、急な走り出しを防ぐためにサドルにまたがり、必ず両足を地面に着けておきましょう。

また電動アシスト自転車はアシスト力が強力なため、少しの踏み込みでも想像以上のスピードが出る場合があります。発進時や坂道を登る際には、やさしい力でゆっくりと踏み込むようにすることが大切。他にも、バランスを崩しやすい立ちこぎや片足で道路を蹴りながら乗る方法は危ないので避けましょう。

電動アシスト自転車は楽にこげる分、通常の自転車より危険な面も持ち合わせています。正しく使えるように練習してから子供と乗るようにする、定期的にメンテナンスをするなどしておくと思わぬ事故やけがのリスクを減らすことができます。

正しく使えばママにとって力強い移動手段になる自転車

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自転車は自動車と違い、小回りがききます。また、ベビーカーで移動するよりもずっと遠くまで子連れで行けるなど、便利さを感じる面も数多くあります。

筆者も電動アシスト自転車を購入してから、親子で自転車に乗る際は、気をつけるべき点が随所にあるなと感じることもしょっちゅうです。先日も、幼稚園の駐輪場で前に子供が乗ったままの自転車がバランスを崩し、大きな音を立てて倒れたのを間近で見ました。

周辺にいたママたちが即座に子供を助け出したのと、子供がヘルメットをしていたことが幸いし、大けがにはならなかったのですが、「もしこれが自分の自転車で起こったら…」と想像するとゾッとしてしまいました。

正しく使えば、ママにとって力強い移動手段になる自転車。だからこそ、春から園への送り迎えで初めて子供を乗せて自転車を運転する方や自転車を新調した方は、正しい乗り降りのルールを事前に確認しておけるといいですね。

すでに子供を乗せながら自転車使用している方も、今一度いつのまにかルール違反などしていないかをチェックしておくといいでしょう。快適な移動手段として、自転車を上手に利用してくださいね!

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