子供のサイズに合わせて作ることができる!防災頭巾の作り方
災害が起きたときに頭を守ることができる防災頭巾は、手作りすることも可能です。ここでは、香川県教育委員会によるキルティング生地を使った防災頭巾の作り方を説明します。キルティング生地2枚と中綿のようにふっくらと厚みを出すキルト芯、ゴムひもだけで作ることができますよ。ぜひ参考にして、子供の頭のサイズに合った防災頭巾を作ってみてくださいね。
材料
- キルティング布地:26cm×88cm×2枚
- キルト芯(綿):26cm×44cm×1枚
- 2cm幅のカラーゴム:12cm
作り方
- キルティング布地の裏面(無地柄の面)中央にキルト芯を置く
- キルト芯の角部分をしつけ糸で軽くぬう
- 二枚のキルティング布地を中表に合わせる
- 布を表にひっくり返すための返し口を少し残し、周りをぬう
- 返し口を直角に広げ、同じキルティング布地同志の中表に合わせるように折り曲げていく
- 折り曲げてできた角を一部丸くぬい合わせ、ぬいしろを切り取る
- 丸い帽子のような形になったら、帽子となる部分のてっぺんからひっくり返す
- 軽くアイロンをかけておく
- 首にゴムを付ける位置以外をぬい合わせる
- ゴムの付け位置に、カラーゴムをぬい付けて完成
中表とは、それぞれの布の表面同士を内側にして合わせることです。キルティング布地の柄同士を合わせて、ぬい合わせていきましょう。
返し口を直角に広げた後、折り紙を折るように、同じキルティング布地同士の中表を合わせていきます。帽子のようにカットした後、頭先をぬわないため、注意が必要です。
香川教育委員会「防災頭巾をつくってみよう!防災頭巾の作り方」
- 香川県教育委員会「防災頭巾をつくってみよう!防災頭巾の作り方」(https://www.pref.kagawa.lg.jp/kenkyoui/hotai/security02.html,2019年9月4日最終閲覧)
- nunocoto「「中表(なかおもて)」と「外表(そとおもて)」の意味と使い方」(https://book.nunocoto.com/sewing_abc/2017060916462/,2019年9月4日最終閲覧)
子供の頭を守る防災頭巾をご紹介!おすすめ商品4選
次にインターネットで購入できる子供用の防災頭巾を紹介します。サイズ感はもちろんですが、使用している生地や、いざというときにすぐ使えるのかなどの機能面を考慮して、購入を検討してくださいね。
1.facil(ファシル)「防災頭巾 小学生用 プレミアム オレンジ」
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こちらの商品は、日本防災協会が認定している防災頭巾です。周囲の声や音が聞き取れるように耳の部分には穴があいています。生地は、燃えにくいといわれている、厚手の難燃性繊維を使用しています。
ここで紹介しているサイズは、小学生用で横26cm×高さ42cm×幅6cmです。他にも幼児用、中・高校生用が販売されています。カラーはオレンジ、イエロー、レッド、ブルーの4種類あります。
お手入れ方法としては、洗濯機で丸洗いすることが可能です。ドラム式洗濯乾燥機などを使用する場合は、洗濯用ネットに入れるようにしてください。生地を傷めずに、長く使用するために重要なポイントです。
2.ナカバヤシ「防災ずきん 笛付き ブルー」
防炎協会が認定しているこちらの商品は、燃えにくく自己消火性のある生地を使用している防災頭巾です。頭部にはツバが付いているため、顔まで保護することができます。また防災頭巾では珍しい、笛が付いており、子供が吹き鳴らすと約100m先まで音が聞こえます。家族や先生、友達とはぐれてしまったときに役立つでしょう。また、いざというときにすぐかぶることができるように、学校の椅子へ取り付けることができます。
サイズは幅27cm×高さ40cm×奥行6cmで、カラーはブルー、ピンクの2種類です。口コミでは「作りがよく、丈夫そう」、「6年間持ってくれそうな作りでしっかりしている」という声がありました。
3.BRAIN(ブレイン)「防災アルミ頭巾 小学生~大人用」
こちらの商品は,日本防災協会が認定しており、特殊な耐火アルミで加工がされている防災頭巾です。耐火加工が施されているだけでなく、衝撃性を吸収してくれる素材でもあるため、子供の頭を守ってくれます。また耳の部分に穴があいていおり、周囲の声や音が聞き取りやすいでしょう。
サイズは高さが51cm×横28cmで、対応できる頭周りは60cmまでです。口コミでは「しっかりしていて、長く使えそう」、「肩の方もカバーしてくれるため、安心して使えそう」という声がありました。
4.大明企画「防災ずきん セーフティークッションSタイプ」
生地が柔らかく、かぶりやすいように工夫されているこちらの商品は、サイズが横25cm×高さ28cmの防災頭巾です。こちらのサイズはSで、対象年齢は小学生低学年以下の3歳~7歳を指定しています。
耳の部分には穴があいており、周囲の声や音を確認するときに便利です。また畳んだ状態で、椅子に取り付けることができるため、学校用として使用することをおすすめしますよ。口コミでは、「幼稚園児にぴったりなサイズ」、「しっかりしていて丈夫そう」、「1歳児でもかぶれました。」という声がありました。
椅子に取り付けることができる防災頭巾専用のカバー3選
子供の頭にぴったりな防災頭巾はいかがでしたか。入園、入学準備のときに必要となる方は参考にしてみてくださいね。次に防災頭巾を収納するカバーを紹介します。サイズを確認して、お持ちの防災頭巾に合ったものを見つけてくださいね。
1.銀鳥産業「防災ずきんカバー」
こちらの商品は銀鳥産業のアルミ加工防災頭巾を収納することができる、防災頭巾カバーです。サイズは幅36cm×縦33cmあります。
クッションや座布団兼用タイプの防災頭巾カバーで、ゴムバンドを椅子に取り付けることができます。収納時はコンパクトなサイズ感のため、場所を取ることがないでしょう。口コミでは「小学生の椅子、お尻に合うサイズでした。」、「アルミ加工の防災頭巾を持っているため、こちらを購入しました。取り付けも取り外しもしやすいといっています。」という声がありました。
2.大明企画「背もたれ式防災頭巾用カバー」
椅子の背もたれにかけることができるこちらの商品は、学校用としておすすめの防災頭巾用カバーです。サイズは横が約40cm×縦が約35cmで、カラーはブルーとエンジの2種類あります。
椅子の背もたれにかぶせるだけで取り付けができ、面ファスナーを使って固定します。子供が簡単に取り扱えるようにしていますね。口コミでは、「しっかりしていて、6年間使うことができそう。」、「椅子に取り付けることが簡単にできた」と、小学生のために購入されている方の声がありました。
3.COLORFUL CANDY STYLE(カラフルキャンディスタイル)「防災頭巾カバー キルティング(背板幅36cmタイプ) ディープネイビー 」
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背もたれにも座布団にもなるこちらの商品は、サイズが縦35cm×横48cmで小学校低学年から小学校高学年向けの防災頭巾カバーです。
面ファスナーで取り出すタイプとなっているため、いざというとき、簡単に取り出すことができるでしょう。生地はキルティングを使用していて、柔らかく座り心地はよいかと思います。
口コミでは「しっかりとしていて6年間使うことができそう」、「大きめの防災頭巾を入れることができそう」という声がありました。
万が一のときのために、子供のサイズに合う防災頭巾を見つけよう
防災頭巾の作り方やおすすめの商品をご紹介しましたがいかがでしたか?防災訓練が行われる学校もあると思いますが、防災頭巾はいつ使うことになるのかはわかりません。何があっても対応できるように学校はもちろん、自宅にも用意しておくようにしましょう。
防災頭巾は、小学校の間長く使える商品がよい、と思いますが、サイズが大きすぎても小さすぎてもよくないでしょう。年に一度はサイズを確認してみたり、サイズ調整できるものを検討したりと、子供の頭に合う防災頭巾を選んでくださいね。
また、燃えにくくてクッション性がある、耳の部分には穴があいている、などの機能性も準備する上で重要なポイントでしょう。子供の頭を守ってくれる防災頭巾は、さまざまな観点で選んでくださいね。
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