もし自分が倒れたら、子供はどうなる?
「もしも自分が体調不良で動けなくなったら…」あなたは、そんなことを考えたことはありますか?家庭内でさまざまな役割を担うママにとって、自分の体調不良は不安要素の1つかもしれません。特に子供のことを思うと、なんとかして不自由がない状況を作ってあげたいものですよね。
ママの「もしも」はないに越したことはありませんが、体調は予想がつかないもの。だからこそ、いざ動けなくなったときに頼れる周囲の人、あるいはサービスをリストアップしておき、自分なりに安心できる状態にしておくことが大切です。
実は頼れる人がいるかも?人間関係を改めてリストアップ
「自分が動けなくなったらどうしよう」と不安になる背景には、周囲に日常的にサポートしてくれる人がいないことがあるかもしれません。ママがワンオペ育児をしていたり、パパが協力的でもなかなか休暇を取れなかったりすると「頼れる相手なんかいない」と悲観的になってしまうのも無理はないでしょう。
しかし、万が一を想定するときは、今一度人間関係を洗い出してみることをおすすめします。なぜなら、ママ自身が倒れてから周囲にSOSを出すのは難しく、相手も心の準備ができないからです。
そうはいっても声をかけにくいという方は、以下の2つのポイントを押さえて話を切り出してみましょう。
小さなことからお願いしてみる
居住地の距離や関係性などによって頼れる範囲は違うものですが、少しでも事情を話せそうな相手なら、小さなことからお願いしてみましょう。
丸1日預かったり、泊まりで面倒を見たりするのは恐縮してしまうとしても、短時間のお願いなら少しは頼みやすく、相手も気負いせずに引き受けてくれるかもしれません。
緊急時の保育園、幼稚園のお迎えや、パパが帰ってくるまでの一時的な預かりなど、数時間でもお願いできれば助かりますよね。
悩みに共感し合える相手に話す
同年代の子供を持つ親族やママ友の場合「お互いに子育てが忙しいから…」と声をかけにくいものですよね。しかし、腹を割って話してみると、案外同じ課題を抱えている可能性があります。
境遇が近ければなおさら、悩みに共感し合えるはず。その結果「具合が悪いときは、買い物くらいなら手伝えるよ」「幼稚園のお迎えは、うちの子と一緒に引き取るよ」など、自然にサポートを引き受けてくれるかもしれません。
相手も同じことに困っているようなら、お互いにできる範囲で協力する方向で話してみてもよいですね。