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どうして?習い事をやる気になれない5つの理由
最初のうちは子供たちはとってもやる気満々で「こんなことできるようになった!」「次はあんなことをできるようにする!」なんて張り切っていたはずなのに。
いつの日からか、どうも最近はやる気になれていない。「行きたくないな」なんて呟いていることもあったりするかもしれない。
ママは理由がわからなくてどうしてあげたらいいのかもわからず困ってしまってしまいますよね。けど、もしかしたら子供が習い事をやる気になれないのには、こんな事が理由があるのかもしれませんよ。
考えられる5つの理由についてご紹介しますので是非自分の子に当てはまるものはないか、確認してみてくださいね。
1.他に興味が移る
好奇心旺盛な子供ほど次から次へと新しいものに目移りしてしまうものです。その為、ずっと続けている習い事から興味が薄れてしまっているのかもしれません。
きちんと会話をして子供の声に耳を傾けてみましょう。
2.褒めてもらえなかった
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習い事をしているということは、親の目がない所で少なからず成長をしているということです。それに関して褒めるよりも叱ったり、関心が無い場合が多くなってしまうと子供のやる気が薄れてしまいます。
子供の成長を一緒に喜ぶ事はとても大事なことです。
3.忙し過ぎる
習い事を詰め込み過ぎるとリラックスできる時間をとれずに疲れてしまいます。たとえ自分でやりたいと始めたものばかりでも、適度な休息は必要不可欠!毎日習い事!なんてことにならないようにしましょう。
4.壁にぶつかった
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楽しかったはずの習い事。しかしある日突然「難しい」という感情を持ってしまった時にやる気をなくしてしまう子供もいます。
簡単には超えられない壁にぶつかった時、自分ではどうすることも出来ずに気持ちがそっぽを向いてしまったかもしれません。
5.相性が悪い
先生、おともだち、場所、内容、とにかく何かが子供に合わなければ「行きたい」と思う気持ちも薄れてしまいます。子供の話をよく聞き、何が合っていないのかを見極めましょう。
やる気にさせる7つの方法
せっかくの習い事、我が子が楽しんでやる気になってもらう為にはどんな方法があるのでしょうか。先輩ママ達がやっている7つの方法をご紹介します。
1.褒める
あまりすぐ褒めるとそこで達成した気分になってしまい、そこでやる気が無くなってしまうのではないかと思う人も多いと思いますが、そんな事はありません。
小さな子はやはり褒める事でどんどん伸びます。達成したことに対して「出来なかったことが出来るようになった」という成長を褒めてあげましょう。上達を実感させてあげることで次への活力になるのです。
褒めると言ってもただ褒めるのではダメなんです。叱るのもそうですが、褒めるのにもきちんと理由を述べる事が大事!
叱るときは何故悪いのか、褒めるときにはどう頑張ったか、良い事をしたことに対しての凄さをその時ばかりは大げさなくらい褒めて抱きしめてあげましょう。
どんなに小さな子でも理由を伝えればある程度は理解してくれます。出来るだけ具体的に、丁寧に伝えてあげてくださいね。
2.自分で決めさせる
やはりやりたくないと感じるものを無理やりやらせてみても、なかなか子供には難しいもの。とにかく子供がやりたいと思える事をまずやらせてみましょう。
それを1つだけでなく色々やってみる事で本当にやりたい事が見えてきます。親が決めたものでなく「何がやりたいのか。」を子供に決めてもらうというのもいいです。
そして自分で決めたことは最後までやり遂げさせる、いわゆる「ケジメ」をつけさせるのも大きな成長に繋がります。そんな経過や達成したときの子供の表情はきっとキラキラ輝いています。
3.目標をつくる
勉強・習い事は親の為にやるものではなく自分の為にやるんだということを伝えてあげましょう。子供は素直です。真っ直ぐに伝えれば想像以上に響くもの。
少し大きくなったら、誰かの為に頑張るのではなく自分の為に頑張ることがママは1番嬉しい事だと伝え、少しずつでも理解してもらうのも良いでしょう。
英語ならアルファベットを言えるように、サッカーならゴール出来るようにと明確な目標を一緒に作れば自然とやる気もわいてきます。
4.お手本になる
親が一生懸命何かに取り組んでいれば、子供も親の背中を見てやるもの。親が何事にもやる気が見られなければ、子供だって同じです。子供の気持ちに立って考えてあげる事も大事なこと。
まずは親がやる気になって何かに打ち込んでいる姿を見せるのも、必要なことかもしれません。
5.寄り添う
子供にばかり、1人でやれやれと言ってもダメです。親も一緒になって考えたり、やったりしてあげましょう。
壁にぶつかった時に手を差し伸べて次へと支えてあげるのは先生だけではありません。自主勉強、自主トレ、壁を乗り越える為の練習に付き合ってあげましょう。親子で乗り越えれば絆は深くなります!
6.子供の力を信じる
習い事などをしているとやはり他の子供と比較したくなってしまう事もありますが、それはしないこと。
褒めることにも繋がりますが、否定しないことが大事です。やる気がないように見えてもスランプの時期なのかもしれないと立ち上がる子供の力を信じてみてはいかがでしょうか。
人それぞれ歩む速度は違いますから、比較して否定してしまうということは避けたいですね。
7.ご褒美
頭が柔らかい小さな時期こそ、放任せず課題をどんどん与えましょう。そして努力して何かを達成したらご褒美をあげるというのを実践しているママも多い様です。
ただしご褒美を上げるタイミング等々、慎重に見極めなければ当たり前の様になってしまうのでご注意を。達成したことに対しては沢山褒めてあげてくださいね。
親子で乗り越える
やる気がない態度には必ず理由があります。子供の変化に気付いたら、まず真剣に話を聞いてあげましょう。きっとその中に解決する方法があるはずです。
習い事は決して強制してまでやらせることのほどでもないということをしっかりと認識して楽しくできそうなら続けられるようにしっかりとママ・パパでサポートしてあげましょうね☆