©ママリ
2歳児の特徴って?どんな習い事が向いているのでしょうか?
歩き始めて約1年。
2歳になれば、歩くのも走るのも上手になって自我の芽生えが始まってきます。
パパやママ、お兄ちゃんやお姉ちゃんのようにお洋服が着たい、同じものを食べたい、携帯電話をかけてみたい、ハサミを使ってみたい、等々、「やりたい」が増えてきます。
上手にやりたいのに、当然ながら上手にはできない、そんな理想と現実とに収まらない怒りが爆発してかんしゃくを起こす、こんなことの連続の日々にママもくたくたになってしまうのではないでしょうか?
2歳児ってどんな特徴があるのでしょうか?
第一次反抗期の到来
エッ?第一次?なんて思われたママもいるかもしれません。
反抗期とは成長の過程では無くてはならない時期ではあります。なぜならば、反抗期とは「こうしなさい」というママに対して「ボクはワタシは違うことがしたいんだ」という、自我の芽生えが要因となっているからです。
2歳になると大人のやることに興味が湧き、自分自身もやってみたい・できるはずだと考えるようになります。
ママが急いでいるときに限って靴を履きたがったり、電話に出るママに「私が出たかった」と怒り出したり、ママが用意した衣類を着たがらないなど、やりたい・イヤイヤの連続の日々が到来します。
運動能力が発達 怪我なども増える
2歳になると、運動神経をつかさどる脳の神経回路の発達により、筋肉が上手に使えるようになり、関節も滑らかになってきます。
体のバランスがうまくとれるようになったことで、上手に走ったり飛んだりすることができるようになり、好奇心がますます広がるのもこのころです。
その一方で、椅子やテーブルに乗って転倒したり、よじ登ったタンスが倒れてくる、などの怪我や事故が多くなるのもこの時期です。
この2歳の時期に習い事をさせるメリット・デメリットは?
言葉を覚え始めてコミュニケーションが取りやすくなったり、運動能力が発達する2歳児ですから、習い事を始めたいと思うのが親の心情ではないかと思います。
この2歳の時期に習い事をはじめるメリットとデメリットをご紹介します。
2歳から習い事を始めるメリット
水泳や体操など、2歳から始めることにより、水泳ならば水に対する恐怖心が薄く早く泳ぎ方を習得でき、体操であれば体がしなやかなため、鉄棒やマット等を使った運動が覚えやすいというメリットがあります。
英会話やリトミックなど、音楽や語学などは耳が柔軟なうちに取り組めば覚えが早いということも言われています。
2歳から習い事を始めるデメリット
イヤイヤ期の2歳児にとって、毎週同じ曜日同じ時間に習い事をするという事が難しいので続けるのが大変だということがあります。
ついつい月謝が高いから、イヤイヤしている時に強引に連れていくと習い事を嫌いになってしまうというリスクもあります。
2歳から始められる習い事10選
2歳から始められる、おススメの習い事を10種類ご紹介します。
①スイミング
肺活量が増えて喘息対策にもなると言われているスイミングは、全年齢を通しておススメの習い事です。
2歳児以下のクラスがあるスイミングスクールを選びましょう。
おススメポイント
- 水にすぐ慣れて泳ぎの上達が早い
- 肺が強くなる
②baby kumon ベビークモン
0歳児から3歳児までの乳幼児のために作られたベビークモンというプログラムは、通常の公文の教室と違い、月に一度のお教室通いですので忙しいママでも十分に通わせることが出来ます。
お教室通いの無い期間は読み聞かせなどを自宅で行います。
おススメポイント
- 忙しいママでも通わせられる
- 学習の習慣が親子でつく
- 読み書きが自然と結びつく教材を使用できる
③体操教室
マット運動や鉄棒など、幼稚園に入る前に習得することで、小学校入学時には平均的な児童以上に運動神経が発達します。学校でも自信を持って行動できるようになります。
おススメポイント
- 良いバランス感覚が身につく
- 怪我をしにくい動きが身につく
- 集中力が養われる
④英会話
2歳児は覚えるのも忘れるのも早い年齢ですが、繰り返すことでしっかり身についてくる年齢でもあります。
英会話などの語学は、母国語を覚え始める年齢でもある2歳児から始めることで抵抗なく理解し、聞いたままの音で正しい発音を習得することができます。
おススメポイント
- 正しい発音を身に着けられる
- 英語に抵抗なく覚えることができる
⑤武道(空手・合気道)
大きな声であいさつをしたり、使った道具を片付けたり、自然と礼儀作法が身に付くので、武道は体を動かすこと以外の付加価値としても注目を集めています。
ベビークラスを設けている道場を探してみましょう。
最初はママ手助けOKとしている道場がおススメです。
オススメポイント
- 自然と礼儀作法が身に付く
- 瞬発力が身に付く
⑥リトミック・リトミック英会話
感受性の豊かな子供は、歌と踊りを通じてリズム感だけでなく、言葉の持つ温かさや冷たさなどを感じ取っていくと言われています。
リトミックは2歳児に適したプログラムが組み立てられており、体を動かすことの大好きな2歳児にとても向いています。
近年注目を集めているリトミック英会話は、英語を歌と踊りから自然に英語を取り入れていく方法として大変に効果があり、歌と踊りが習慣となった子供は自然に英語を口にするようになると言われています。
おススメポイント
- リズムが身に付く
- 踊りを通じて豊かな発想が身に付く
⑦お絵かき教室
絵の得手不得手は、幼少期にたくさん描いたかどうかに関わってくることをごぞんじでしょうか?
幼い時期に、様々な手法で絵を描くことで秘めた感性も大いに発揮させることができます。
また、習い事でたくさん色を使ったりすることは自宅でするよりもママがラクですし、おススメです。
オススメポイント
- 色の使い方を早く覚えることができる
- 独特の感性で描かれた絵を記録しておくことができる
⑧ピアノ
ピアノをはじめとする楽器の習い事は早期だからいいというわけではありませんが、バイオリンと違ってピアノは2歳児からでも早いということはありません。
楽器によっては2歳児には大きすぎたり上手にできないことで長続き出来ないこともありますが、ピアノの場合は鍵盤を抑えれば音は出るので楽しく始められることが出来ておススメです。
おススメポイント
- 絶対音感を身に着けることができる
- ピアノの上達が早い
⑨サッカー
球技は2歳児から始めるのは早いような気がしますが、2歳児を受け入れているサッカー教室も近年は増えてきています。
遊びの中から協調性を身につけたり、ボールを追いかけていくうち体力が付きます。
おススメポイント
- 協調性を身につけられる
- 体力がつく
⑩算数教室・そろばん教室
数字をきちんと理解してそろばんをはじけるようになるのは3歳以降かもしれませんが、そろばん教室には2歳児向けもあります。
そろばん教室の前身となる、算数教室を併設しているところもあり、集中力と数字の理解を少しずつ指導してくれます。
早期の数字の理解と集中力が身につくのでオススメです。
おススメポイント
- 集中力が身につく
- 数字に強くなる
先輩ママのクチコミ
2歳児ママの、実際に英会話に通わせたクチコミをご紹介します。
英会話は個別指導がGODD
2歳児には個人レッスンの英会話が向いていると思いました。おもちゃが無いと落ち着かない娘でしたので、団体の英会話だとおもちゃに気を取られた他の子供から邪魔される事がありましたので。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
語学も音楽も、小学校に上がる前までは個人レッスンが向いています。集中力が15分から30分程度しか持続しない2歳児ですので、個人レッスンで集中した方が早く身につきます。
親子グループレッスンで刺激し合いレベルUP
親子クラスに通いました。3組の親子と先生との教室でしたが、競い合うように子供たちが英語を習得していきました。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
親子で参加できる英会話教室は、親子で日常的に英会話に挑戦できるチャンスですので、お勧めできます。お風呂や寝る前など、親子で英語を使って、親子で習得できるといいですね。
2歳児の特徴を知り 最適な習い事を
やりたい!知りたい!たくさん遊びたい!たくさんのしたいやりたい、が多い2歳児ですから習い事を始めて、その子供に合っていればみるみる上達します。
イヤイヤ期でもあるので、嫌がったり飽きたりした場合は無理強いをせず、子供の性格などを考慮して子供に合った習い事を見つけてあげてください。