2019年の夏に北海道で開催される花火大会をご紹介
2019年に北海道で開催される花火大会を紹介します。地域ごとの特色を生かした花火大会は、行ってみたいと思えるものばかりですよ。
北海道ならではの食や文化を楽しめる花火大会もあるため、北海道にお住まいの方や、夏に北海道旅行を考えている方はチェックしてみてください。
1.北海道旭川市「花火inKAGURA」
北海道旭川市花火inKAGURAは、「自分たちが住んでいる町をもっと好きになり、他の地域の方にもこの町のことを知ってもらいたい。そして旭川地方に帰省する家族には、地元で過ごす夏休みの思い出になるようなことはできないだろうか」という思いから始まった花火大会です。
現在では5万人の観客を集め、約3,000発の花火が打ち上げられています。また、北海道五大花火大会の一つにも選ばれています。
詳細は2019年5月現在未定ですが、昨年は12時から子供向けの露店、13時からスイカ割り、13時30分からちびっ子消防車放水体験など、お昼から子供が楽しめる企画が多く開催されました。花火打ち上げスタートの20時15分までの間、ライブやダンスなどの音楽イベントも行われました。花火が打ち上げられるまで、とても楽しく過ごせそうですね。
花火inKAGURA詳細
- 開催地:北海道旭川市6条通5丁目
- アクセス:車で旭川鷹栖IC下車、「あさひかわ」道の駅又は大雪アリーナを目指してください。
- 開催日:2019年8月14日(火)12:00~21:00
- 駐車場:あり(無料・約500台)
2.北海道虻田郡洞爺湖町(あぶたぐんとうやこちょう)「洞爺湖ロングラン花火大会」
北海道虻田郡洞爺湖町で行われる「洞爺湖ロングラン花火大会」は、2019年4月28日から10月31日まで、毎日花火を楽しむことができます。花火が打ち上げられるのは20:45~21:05までの20分間で、荒天のときは中止となります。
洞爺湖周辺の空にたくさんの花火が打ち上がるため、湖や温泉など観光を楽しみながら大空に輝く花火を満喫できますよ。洞爺湖方面に旅行しようと考えている方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
洞爺湖ロングラン花火大会詳細
- 開催日:2019年4月28日(日)~10月31日(木)
- 会場:洞爺湖温泉湖畔
3.北海道札幌市「真駒内(まこまない)花火大会」
北海道札幌市で行われる「真駒内花火大会」は、花火、音楽、照明、炎をミックスした演出を楽しむことができます。打ち上げられる花火は22,000発と北海道内で最大級です。世界の音楽花火コンクールで活躍する丸玉屋や、全国の花火競技会で内閣総理大臣賞を受賞した経験のある、紅屋青木煙火店(べにやあおきえんかてん)が花火を演出します。
花火の打ち上げは、真駒内セキスイハイムスタジアムで行われるため、観覧する場合は事前にチケット購入する必要があります。小学生以上から有料で、座席によって価格が異なるため、購入前に確認しておきましょう。
12時から飲食店の営業が開始され、子供に人気のキャラクターも遊びに来てくれますよ。スタジアムは17時から開場、19時50分から花火が打ち上げられます。当日は駅から会場までの有料シャトルバスが運行されますよ。
真駒内花火大会詳細
- 開催地:北海道札幌市南区真駒内公園3番1号
- アクセス:南北線地下鉄真駒内駅から徒歩30分 ※真駒内駅から片道210円でシャトルバスの利用も可
- 開催日:2019年7月6日(土) 12:00~20:50
- 駐車場:なし(公共交通機関を利用してください)
- チケット:3,000円~
- 真駒内セキスイハイムスタジアム「交通案内」(http://www.makomanai.com/openstadium/access,2019年5月27日最終閲覧)
4.北海道虻田郡留寿都村(あぶたぐんるすつむら)「ルスツリゾート・夏休みスペシャル花火大会」
北海道虻田郡留寿都村にあるリゾート施設ルスツでは、7月と8月に花火大会を行います。1,200発の花火とともに、サーチライトと音楽を使った演出がとても幻想的で、光と音楽のコラボレーションを楽しめます。2パターンの花火を日替わりで打ち上げるため、連泊している方も日によって違う花火を楽しめます。
ルスツリゾートに宿泊される方は、新千歳空港からリムジンバスが出ています。また、花火大会期間中(7月25日~8月18日)は、ナイター遊園地と花火大会に合わせた札幌発の無料送迎バス「ルスツ号」が運行されます。日帰りの場合でも利用できるため、ぜひ活用してください。
ルスツリゾート・夏休みスペシャル花火大会詳細
- 開催地:北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地
- アクセス:新千歳空港からリムジンバスで約2時間(宿泊者のみ) ※7月25日(木)~8月18日(日)は無料送迎バス「ルスツ号」が期間限定運行(札幌‐ルスツ間)
- 開催日:2019年7月13日(土)、14(日) 20:00~ 、7月25日(木)~8月18日(日) 20:45~、8月19日(月)~8月25日(日) 20:00~
- 駐車場:あり(宿泊者のみ無料・1日500円)
5.北海道登別市「地獄の谷の鬼花火」
北海道登別市で行われる「地獄の谷の鬼花火」は、2019年6月1日~7月26日の間の木曜日と金曜日に行われる花火大会です。6月1日は土曜日には、オープニングセレモニーが開催されます。
地獄谷に棲む(すむ)湯鬼神(ゆきじん)たちは、人々の幸せを願い、厄を持ち去る存在として鬼花火伝説で語り継がれてきました。地獄の谷の鬼花火では、伝説の湯鬼神(ゆきじん)を再現して噴火のような迫力満点の花火を打ち上げます。たくさんの鬼と共に打ち上げられる花火は、他の花火大会とは違う雰囲気を楽しめそうです。
地獄の谷の鬼花火詳細
- 開催日:2019年 6月1日〜7月26日(期間中の木・金曜日) 20:30~
- 会場:地獄谷展望台
- 料金:無料
6.北海道千歳市「支笏湖(しこつこ)湖水まつり」
北海道千歳市にある支笏湖(しこつこ)では、2019年6月29日、30日の2日間で「支笏湖湖水まつり」が開催されます。花火以外にも各種ステージ行事が行われるため、明るい時間から楽しむことができます。
湖に打ち上がる花火はとても風情があり、夏を満喫できます。支笏湖周辺には支笏湖温泉もあり、温泉に入った後に花火を楽しんでもよいですね。
支笏湖湖水まつり詳細
- 開催地:千歳市支笏湖温泉・湖畔園地
- 開催日:2019年6月29日(土)30日(日)
7.北海道空知郡上富良野町「かみふらの・花と炎の四季彩まつり」
北海道空知郡上富良野町で行われる、「かみふらの・花と炎の四季彩まつり」は行灯(あんどん)パレードと花火大会を楽しむことができる祭りです。迫力満点の行灯(あんどん)と花火大会は見ごたえがありますよ。
10時からイベントが行われ、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」やキャラクターステージ、お笑い芸人のスペシャルライブショーなど子供も楽しめる催しが多く開催されます。ショー以外にも、上富良野高校によるフローラルウォーターづくり体験や、ポプリ教室が行われる予定です。
かみふらの・花と炎の四季彩まつり詳細
- 開催地:北海道空知郡上富良野町東1線北27号
- アクセス:JR富良野線・上富良野駅から徒歩15分
- 開催日時:2019年7月14日(日) 20:00~
- 駐車場:あり
- 北海道「上富良野町・日の出公園」(http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/tkn/hana/place/n026.html,2019年5月27日最終閲覧)
8.北海道帯広市「勝毎(かちまい)花火」
北海道帯広市では、2019年8月13日「勝毎花火」が開催されます。「新しい感動と驚きを今年も!」をコンセプトに迫力満点の花火を楽しむことができますよ。
観覧席は無料席と有料席があり、有料席は、定員4名のファミリー席、パイプ椅子指定のペア席、ブロック指定の自由席の3種類が販売されています。座ってゆっくりと花火を見たいという方は、事前に観覧席の購入をしておくとよいでしょう。また、雨天時は翌日の14日に開催されます。駐車場は利用できませんが、当日有料のシャトルバスが運行されます。
勝毎花火詳細
- 開催地:帯広市・十勝川河川敷特設会場(十勝大橋下流400m付近)
- 開催日:2019年8月13日(火) 19:30~
- 駐車場:なし(公共交通機関をご利用ください)
- 有料席:あり(4,320円~)
9.北海道釧路市「釧路大漁どんぱく花火大会」
北海道釧路市で行われる「釧路大漁どんぱく花火大会」は、「大空の華・大地の恵み・大海の幸」をコンセプトとした祭りです。花火が上がるどんという音と美味しいものをぱくっと食べることができることから、どんぱくという名前になったそうです。
2019年9月14日に、北海道最大の三尺玉が打ち上がる花火大会が行われますが、9月13日(金)~15日(日)の期間中には「どんどんパクパクくうべやぁ~」というコンセプトの飲食屋台を楽しめることができます。さらに、9月15日には「Oh!!さかなまつり」という、サンマとイカの水揚げ即売会やマグロの解体販売、海鮮炉ばたなど海の幸を楽しめるイベントも行われます。
釧路大漁どんぱく花火大会詳細
- 開催日時:平成31年9月14日(土)
10.北海道札幌市「LIGHT UP NIPPON HOKKAIDO」
「LIGHT UP NIPPON」は東日本大震災の追悼と復興の願いを込めた花火大会です。 被災地沿岸部十数ヶ所で同じ日、同じ時間に、 一斉に花火を打ち上げます。北海道札幌市で行われる「LIGHT UP NIPPON HOKKAIDO」は、北海道でも震災を忘れないという思いと、胆振東部地震の追悼と復興の願い、そして防災意識を高めていこうという願いがこめられます。
花火大会とともに、北海道と中心に活躍するミュージシャンの音楽ステージや東北などの復興応援グッズや特産品の販売、防災に関するブースを見ることができます。また、復興への願いをこめたキャンドルアートも登場し、幻想的な雰囲気を感じることができますよ。
LIGHT UP NIPPON HOKKAIDO詳細
- 開催地:北海道札幌市南区滝野247
- 開催日:2019年8月25日(日)
北海道の文化や食に触れながら、花火を楽しもう
どの花火大会も個性的で、魅力的なものばかりでしたね。花火大会以外にも、子供が楽しめるショーや屋台を行う祭りもあり、一日中楽しめそうです。
花火大会によっては駐車場がなく、シャトルバスや公共交通機関の利用が推奨されている会場もありました。そのため、事前に花火大会の注意事項をきちんと確認してから出かけましょう。