秋生まれの男の子に付けた名前に使われていた漢字は?
皆さんは名付けするときにこだわりたいポイントはありますか。ママリ内で調査したところ、胎児のときの様子から名付けを考えた方や、使いたい漢字が決まっていた方、読み方から漢字を付けた方など、名付けに関するエピソードをたくさんお伺いすることができました。ここでは、ママリユーザーが秋生まれの男の子に付けた漢字を紹介していきます。
1.「葵」(き、あおい、まもる)
植物でアオイ科タチアオイという薬草があり、それが太陽に向かって成長していく様から、「明るく素直にまっすぐ成長するように」という意味を込めて名付けることができるかと思います。また、上品で古風なイメージもある「葵」は、「心が穏やかな人になってほしい」という願いを込めて名付けすることができます。ママリの調査では、一文字で「葵(あおい)」と名付けている方がほとんどいましたが、「葵生(あおい)」という方もいましたよ。
2.「輝」(てる、かがや、ひかる、き、あきら)
……
お腹にいる時に旦那がリキがいいんじゃない?と言ったけど「力」一文字はしっくりこないなーと悩む。
妊娠中期に私が入院。
体重が10キロ近く減りお腹の子の無事を願っている時に「大丈夫だよ」と言ってくれてるかように力強くお腹を蹴ってくれた。
あーこの子は力強い子だな。
産まれても力強く輝いてほしいな。
そんなこんなで名づけました?
本当に力強い元気でたくましい子です!
私が恋(れん)で旦那が玲皇(れお)でみんなら行にしたくて。
利口で輝きの人生であるように。という願いを込めて。
1度流れてしまう可能性があるといわれ、本当に毎日願うばかりで。
次の診察でダメかもしれないといわれ本当にショックを受けたのですが流れずしがみついてくれたみたいで。
3108の元気な男の子で生まれてくれました!??
生まれた瞬間まさかの臍帯真結節(さいたいしんけっせつ)でへその緒が結ばって生まれてきました!お腹の中で沢山動いたみたいです。緩く結ばってたからいいもののきつく結ばってたらそれこそ命の危険があったなかうまれてくれました!
流れずにしがみついてくれたこと臍帯真結節なのに元気に泣いて生まれてくれたこと。この子は本当に強い男の子だということで力(りき)からとって漢字はかえて利輝(りき)にしました!
明るい印象のある「輝」は、と止め字でよく使われることがあります。ここでは、「き」と読ませている方が多くいました。特に「秋生まれだから」という声はなく、どの時期の名付けにもよく使われている漢字でした。
3.「紘」(こう、ひろ、ひろし)
千紘(ちひろ)
男の子です!
主人も私も中性的な名前をつけたくて何個か候補をあげましたが、名字と1番しっくりくる名前が「ちひろ」でした!
漢字の由来は多くの人と繋がりをもてますようにという意味をこめてつけました?
「紘」は、長く続く鋼という意味があることから、「好きなことを長く続けられるような人に」や「集中力のある人に」「粘り強い人に」などの願いを込めることができます。上記で紹介した名前以外に、「紘斗(ひろと)」「真紘(まひろ)」と名付けた方もいました。
4.「樹」(じゅ、き、いつき、たつ、たつき、みき、しげ、むら)
男の子
2018年11月27日
私は、母子なのでお母さんと一緒に考えたり、柚樹に決まったのは、出産してから決まりました。
最初は、柚に希望の希にしようかなって思ってたらお母さんとお姉ちゃんが反対されて、柚に樹で、柚樹になりました。
多少女の子ぽい名前なのもあれなんですけどね…
生命力のある立ち木という意味がある「樹」は、「自立できるような人に」「素直にまっすぐ成長できるように」などの意味を込めて名前を付けることができます。一文字で「樹(たつき、みき)」でも、二文字で「一樹(いちき、かずき)」「克樹(かつき)」など、読み方が多いため、さまざまな漢字と組み合わせることができますよ。
ママリで調査した結果では、「樹季(たつき、いつき)」が一番多かったです。
5.「心」(しん、さね、きよ、もと、こころ、み、むね)
心という字が名前に入っていると、温かく優しい印象を与えてくれるかと思います。筆者も子供に、優しさや穏やかさへの思いから名前に「心」を入れています。「心平(しんぺい)」「心哉(しんや)」なども、響きがかっこいいですよね。
「心」は、男の子だけでなく女の子にも人気のある漢字でした。
6.「大」(たい、だい、お、たかし、はる、ひろ…など)
大貴(ひろき)です。
私の名前にひろの読みが入っているので、それを違う漢字あてたのと
主人の漢字「貴」をもらってつけました。
あまり大を、ひろって読まないから名前呼ばれ間違い多いと思うけど、その分覚えてもらいやすいかなーって思ってます!
心も体も人間としても大きく育って欲しいので、大の字は譲れませんでした✨
「大」は上記で紹介した読み方以外にも、「おお、たけし、ひろし」など多くあります。漢字の通り、「大きく育ってほしい」「立派な人になってほしい」などの願いを込めることができるでしょう。
「大」は、季節問わず男の子に人気のある漢字でしたよ。エピソードで紹介した「大貴」という漢字で「だいき」と読ませている方もいました。
7.「斗」(と、とう、け、はかる、ます)
⭐男の子
⭐2018.9月生まれ
⭐まずは響きで決めて、画数のよい漢字を選びました。
⭐みなと(港)は人が多く集まる場所なので多くの友人ができますように、また港は世界に通じる場所なので、広い世界を知って欲しいという願いを込めました。
✳︎男
※10月
旦那さんが音を決めて、
漢字は画数の良いものにしました!
みんなからはるちゃんと
呼ばれています✨
秋生まれなのに、名前に春を入れるのは…と悩みましたが、
春??は暖かく気持ちが明るくなり、誰にでも好かれる季節(花粉症の方はなんともですが…笑)だと思う
ので、そんな誰にでも愛される子になってほしいとも思いつけました♡
案の定、出産報告をした職場では、「秋生まれなのになんで春?」と質問が殺到したので、本人が大きくなり自己紹介をするようになった時にも、話のネタにもなるかなあとおもうので良かったかなと思います?(ポジティブに!笑)
「斗」は、止め字に使われることが多い漢字です。星座の北斗七星に含まれている漢字で、「星空のように壮大で広い心を持つ人に」という意味を込めることもできるでしょう。
ママリで調査した結果でも、止め字で使用している人がほとんどで「晴斗(はると)」「紘斗(ひろと)」などと名付けている方がいましたよ。
8.「和」(かず、ちか、かつ、とも、お、な、わ…など)
古風な日本らしさがある「和」は、「雰囲気を和ませることができる人に」や「心が穏やかな人に」などの願いを込めることができるかと思います。エピソードでも、穏やかな平和を願って付けられていますね。ママリの調査で「和」を使用している人では一文字で「和(やまと)」という方もいましたよ。
読み方は上記で紹介した以外に、「なご、のどか、ひとし」などがあります。ママリの調査で、「和(やまと)」と一文字で名付けている方もいました。
9.「柊」(しゅう、ひいらぎ)
2人目で妊娠中期まで女の子を産むつもりでいたので、男の子と言われなかなか名前が決まりませんでした。
結局、出産した次の日に決まりました😅
旦那とお互いが納得する名前が、なかなか無く響が良くても漢字が嫌とか画数がダメだとかで…
とりあえず冬生まれなので、柊の字は使いたくてそこから画数がいいものを出して意味合いや響きがいいものを選びました😆
「柊」は、漢字に冬が入っていることから冬生まれの子供に付けることが多いですが、11月の寒い日に出産した方は好んで選んでいる方がいましたよ。ママリの調査では、男の子だけでなく秋冬生まれの女の子にも人気のある漢字でした。自分の意志を持ち、また優しい子供に育ってほしいという願いを込めて、一文字で「柊(しゅう)」と名付けている方もいました。
10.「優」(ゆう、すぐる、ひろ、やさ、かつ…など)
男の子です。
優しいという漢字を使いたかったので優でさがして男の子でも女の子でもゆうりっていいねとなりました。
ほんとは旦那は優吏がいいと言ってたけど旦那のお母さんにこの漢字は…って言われたのと(この字使ってる方すみません( ´•д•` )?)漢字をどうやっても伝えられなくて(田んぼの田みたいに)産まれるギリギリまで言い合い結局旦那が折れて違う李になりました。
今は松坂桃李の李って伝えてああ!って言われます(笑)
漢字の通り「優」は、「心が穏やかで優しい人に」「温かい心を持つ人に」また「すぐる、まさる」などの読み方から「優れている人に」などの意味を込めて名付けすることができます。読み方は、上記で紹介した以外に、「まさ、まさる、ゆたか」などがあります。
ママリ調査では、男の子にも女の子にも「優希(ゆうき)」が人気の組み合わせでした。
11.「奏」(かな、そう)
妊娠が分かったときから
男の子なら、心が綺麗で優しく、思いやりのある夫のようになって欲しい、夫の背中を見て学んで欲しい、夫を超えるような立派な男になって欲しいという願いをこめ、夫の名前から一字とると決めていました。
それが人、という字です。
そして奏という字は
自ら他者に差し出す、差し上げる、という意味があり、
自分から、見返りを求めず人に尽くせるような人になって欲しいと願いを込めて、奏という字をつけました。
また名付けは
私が候補を3つだし、夫に最終選択をしてもらうというものでした。
名付けに関して一番重視したのは
名前に込められた思い、次いで響き、名字と合わせた時の響き、画数です。
私のなかで名前は
名前負けしなさそうな無難な名前で、呼びやすく、人様が見ても分かりやすく読みやすい名前がいいと思っていました。
また男らしい名前よりは
中性的といいますか、柔らかい響きの名前がいいと思ったので奏人、にしました。
実際生まれて顔を見たら
奏人、という名前がしっくりくるかわいい顔だったので
この名前にしてよかったと思っています。
夫のように優しい男性になってくれることを願うばかりです。
「奏」は音を奏でるイメージのある漢字かと思います。「音を楽しむように人を楽しませることができる人に」や、漢字に人へ差し出す、という意味があることから、「人に気配りや気遣いができるように」という願いを込めることができます。ママリの調査では「奏向(かなた)」「奏介(そうすけ)」と名付けている方もいましたよ。
- 西東社編集部(編)「赤ちゃんの名前ハッピー漢字事典」54ページから421ページ(西東社,2019年)
- 佐久美亜紀(編)「たまひよ赤ちゃんのしあわせ名前事典」328ページから421ページ(ベネッセコーポレーション,2016年)
秋生まれの男の子の名付けに役立てよう!
秋生まれの男の子に人気の漢字を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。季節問わずまた性別も問わずに人気のある漢字もありましたね。使いたい漢字の意味を調べて組み合わせや響きも一緒に考えてみましょう。秋は9月から11月までです。その期間に生まれる子供に季節を意識させる名前や漢字を付けるときに参考にしてくださいね。