「出産祝い」、何をあげたらよいの?
出産の報告を受けると、自分自身も幸せな気持ちになりますよね。頑張ったママと生まれたての赤ちゃんに、何かお祝いしてあげたいとプレゼントを考えていませんか。
自分自身も、出産や育児など必要性や機能面なの経験があるとプレゼントの見当がつきやすいかもしれませんが、誰しもが経験することではありません。自分が使ったことないものを選ぶのはとっても難しいと思います。
膨大な数の育児用品やギフトの中から、「せっかくあげるなら他の人と被らないもので、喜んでもらえて…」などと考え始めるとなかなか決まらないですよね。
実際に、あるママからこんな投稿がありました。
要らなかったもの ありますか?
私は靴と大きすぎる服でした😅💦
使わないままサイズアウトしたので…💦
あとは1年後に使うような乗り物系も置き場に困りました。(笑)
気持ちは凄く嬉しいんですけどね🙇💦
筆者も頂いたプレゼントで似たような経験があります。おくるみバスタオルを合計六つほどもらいました。ただのタオルなら大人も使いやすいのですが、フード付きの子供用だったので置き場と使い道に少し困ってしまいました。
また、スタイもいろいろな種類のかわいいものをもらったのですが、筆者が用意していた子供服と柄が合わなかったり、装飾が首周りをこすってしまいお蔵入りしたり、なかなか活用できませんでした。
筆者自身も、出産お祝いのプレゼントは頂いたときに改めて難しいと思ったのです。
もらって「いらなかったもの」からママのニーズを知ろう!
贈るプレゼントが、相手の負担にならないようにしたいですね。しかし、「喜んでもらえるもの」「使えるもの」は人によってさまざまで、誰かの必要は誰かの不必要だったという場合があるものです。
そうなると、何をあげたらよいかますます分からなくなってしまうもの。そこで今回は、実際に出産祝いをもらったママの「使えなかったもの」「いらなかったもの」の意見を参考にしてみるのはいかがでしょうか。
あげる人の性格や生活などを想像して選んでみると、本当に喜んでもらえるプレゼントが選べるかもしれませんよ。ご紹介する投稿は、あくまで個人の感想ですので、必ずしも出産祝いとしてNGというわけではありません。こういった意見もあったという程度で参考にしてくださいね。
1.「おむつ」は意外とはずれ?
お尻拭きは自分で買ったやつですがグーン使ったらただれちゃいました😭
他は大丈夫なんですが、この2つは合わなかったです💦
新生児用はすぐ使えなくなりますよね🤔
息子は平均くらいですが、1ヶ月入る前にはSサイズ使ってました!
赤ちゃんが生まれてから必ず使う紙おむつですが、意外ともらって困ったというママの声がありました。
ひと口に新生児といっても、生まれたときの大きさはもちろん、成長スピードや肌の具合も本当にそれぞれ。新生児だから新生児用のおむつをプレゼントすればよい、というわけではないんですね。
また赤ちゃんに使えるものだとしても、おむつはかさばるもの。あればうれしいけれど、お家の収納が少なかったり、部屋のスペースを使ってしまったりというケースもあるようです。
おむつを選ぶ際は、住居環境や赤ちゃんの大きさなどをチェックしたり、今使っているおむつメーカーを聞いてしまったりするのもよい方法かもしれません。
2.洋服は系統に注意
小さくてかわいい子供服は選んでいて楽しくなるものですが、意外と落とし穴が多いようです。着させるママの趣味に合わないと困らせてしまうようですね。
筆者も好みでなかった服は、お家用にするかバザーに出してしまいました。24時間ずっと一緒にいる赤ちゃんだから、お世話するママの目に触れる洋服は、ママの好きなものが良いのではないでしょうか。
洋服をプレゼントする際は、ママや家族の好きそうな服の系統やブランドを意識したほうがよいかもしれませんね。
3.実は使わない子もいる「スタイ」
赤ちゃんが必ずつけていそうに思える「スタイ」ですが、よだれが少ない場合やダラダラと出ない子も。出ないとなるとつけないママもいるので、不要なアイテムになってしまいます。
洋服同様、スタイも柄や色の雰囲気は気を付けたほうがよいかもしれません。裏表関係なく使えるスタイもあるので、柄と無地の組み合わせのスタイだと洋服に響きにくいかと思いますよ。
よだれが出る赤ちゃんか分からなかった場合は、あげる際に「使わなかったら食事用エプロンとしてでもどうぞ」と言って渡すのも一つの方法です。
4.おむつケーキはママの性格に注意
おむつやガーゼ、タオルやおもちゃなどをケーキのように積み上げてかわいく装飾してあるおむつケーキは、出産祝いの定番ともいえそうですが、意外ともらって困ったママもいるようです。
一度おむつが人の手に触れていることで不衛生だと感じたり、おむつが赤ちゃんに合わなかったりするケースも。また、きれいに装飾されているのでその包装をほどくのに手間がかかってしまうようですね。
赤ちゃんとの生活は思ったより、時間がなく疲労やストレスがたまっている場合があります。ちょっとしたことでも負担に感じやすくなるのかも。
もらうママが、せっかちだったり面倒くさがりな性格だったりする場合は避けることをおすすめします。
5.被るとかさばる「おくるみ」
タオルやおくるみは、相手の好みが分からなくてもプレゼントしやすいアイテムかもしれませんが、複数あると収納の場所を取ってしまいます。
また、おくるみにくるむ時期はとても短くあっという間。赤ちゃんはすぐに動き出すようになります。おくるみ用として用意しなくても、バスタオルやひざかけでも代用できてしまうアイテムなので、「おくるみ用」であれば持っているのかどうか事前のリサーチをしましょう。
6.素材がカギ?「食器セット」
小さくていろいろな絵柄がある子供用の食器は、ギフトにぴったりなイメージもありますがママによっては素材で使わなくなってしまうケースもあるようですね。
この回答のママは、陶器は重くて使わなくなってしまったようですが、筆者の知り合いは「物を乱暴に扱ったら壊れてしまうことを教えたい」とのことで陶器にこだわっていました。
ママによっても、使い勝手を選ぶか物の重厚感を意識するかなど、いろいろな考えがあるようです。
7.生まれた時期もポイント?「靴下」
出産祝いのギフトであげやすい「靴下」ですが、意外と使わない場合が多いかもしれません。特に春夏生まれの赤ちゃんは季節的に履かせないママも多いと思います。また、動き回るようになると靴下をはいていることで滑りやすくなることも。
ただ、靴を履かせるときにはもちろん、寒い時防寒アイテムとしても活用可能。靴下をプレゼントするときは伸びが良く、長い期間履けるものか、少し大きめを選ぶとよいかもしれませんね。
リサーチで喜ばれる「出産祝い」をあげよう!
もらって使えなかったとしても、どのママにも気持ちは伝わっていると思います。ただ「いらなかったもの」にならないためには、産後の状態や住居環境、赤ちゃんの大きさや生まれた月などもチェックしたほうがよさそうです。
せっかくあげるからサプライズがしたいと思う方もいるかもしれませんが、慣れない育児に追われるママにとって出産祝いは「サプライズ感」よりも、もらったあとストレスを感じさせない「実用性」「機能性」が求められていると思いました。
もし何も知らなかった場合は、SNSをチェックしたり本人にリサーチしたりして、事前に聞いておくとほかの人との被りが防げたり、ドンピシャなものがプレゼントできたりするかもしれませんよ。