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幼児教育・保育の無償化開始。軽減された分の金の使い道は何に使う?ママの声を紹介

ついに、幼児教育・保育の無償化がスタート。対象となった園に子供を通わせているママは、軽減された分のお金を何に使おうかと一度は考えたのではないでしょうか。周りのママがどうするのか気になったとして、お金のこととなると聞きにくいですよね。株式会社ベネッセホールディングスでは、全国の3~5歳の子を持つ保護者1,444人にお金の使い方や教育へ期待することを中心としたアンケート調査を実施しました。

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幼児教育・保育の無償化開始。軽減分のお金はどう使うべき?

幼児教育・保育の無償化がついにスタートし、これまでかかっていた教育費が軽減されたと喜んでいるママもいるかと思います。

せっかく軽減されたのだから、そのお金を有効に使いたいところ。けれど、どのように使うべきか悩んでいるというママもいるのではないでしょうか。

そんな疑問に関して、『こどもちゃれんじ』でおなじみの株式会社ベネッセホールディングスがアンケートを実施しました。無償化で軽減された分のお金の使い道や、子供に期待することなどについて調査結果が出ています。

出典元:
  • PRTIMES「ベネッセ調べ「幼児教育・保育の無償化への保護者の意識調査」軽減分の用途は1位「子どもの将来のための貯蓄」(31%)、2位「子どもの教育費」(29%)」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000753.000000120.html,2019年10月19日最終閲覧)

調査概要

  • 調査対象:3歳~5歳の幼児の保護者1,444人
  • 調査期間:2019年9月13日~16日
  • 調査方法:インターネットでのアンケート調査
  • 調査項目:無償化についての認知、家計負担の軽減分の用途、習い事の状況、教育費の用途の希望、教育費をかけて子どもに期待することなど

お金の使い道と教育に期待すること

学び PIXTA

アンケートでは無償化で軽減された分のお金をどう使うかや、現在子供が習い事をしていない家庭に対して教育費をかけて子供に期待することを主な軸としています。

親としては子供がやりたい、楽しいと思うことをやらせてあげたいと思うかもしれませんが、子供自身ではまだ判断がつかない未就学時期でもあります。

子供の長所や短所を一番よく知っているパパとママが、道すじを作ってあげられるきっかけになるとよいですよね。

幼児教育・保育の無償化で負担が軽減されたお金の用途

お金の使い道に関して、1位は「子供の将来のための貯蓄・保険料」が31%、2位は「子供の教育費など」が29.5%という結果に。

大学までの進学を視野に入れる場合、将来へ向けた貯蓄は少しでも多い方が安心。年齢が上がれば部活や習い事、塾など、子供の興味や関心でやりたいことが増えていく可能性も。できるときから貯蓄をしておくのは大切なのかもしれません。

教育費をかけて子供に期待すること

アンケートの結果、教育費をかけて子供に期待することとしては「いろいろなことへの興味関心をもつこと」の47.4%をはじめ、「目標を決めてがんばる力」の43.2%や「集中して物事に取り組む力」の43.1%といった、「学びに向かう力」を身につけることへの期待が高い傾向がありました。

ベネッセ教育総合研究所の調べでは、幼児期に「学びに向かう力」を身に付けることが、児童期以降の主体的な学習態度や言葉のスキル、思考力へつながることが明らかになっているそうです。

親子での言葉遊び、一緒に数を数えるといった知的な取り組みで学びに向かう力は高めていけるそう。親子間のコミュニケーションで、どんどん取り入れていきたいですよね。

せっかく軽減された分のお金だから

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幼児教育・保育の無償化によって軽減されたお金をどうするか、決まっていないママにとっては参考になるアンケートだったのではないでしょうか。

他の家庭がお金の使い道をどうしているのかはもちろん、教育に対する意識を知る機会などもなかなかないものです。ぜひこの機会に考えてみてくださいね。

そもそも幼児教育・保育の無償化は未就学の子供を持つ家庭負担を軽減するために始まりました。しかし当の子育て世代からも「待機児童の解消が先では」などという懐疑的な声があがっています。

今回の無償化に伴って、便乗値上げをする幼稚園や保育園が出てきた、逆に家庭への負担が増えてしまったという事態が発生していることもニュースで話題となっていました。

幼児教育・保育の無償化によって、子育てをしている家庭すべての負担が必ずしも解決には至っておらず、新たな課題も出てきています。

しかし、幼児教育・保育の無償化は子育て家庭への負担軽減対策としては大きな一歩のように感じているママもいるのではないでしょうか。今後もより、社会が子育てをしやすい環境になっていくことを願うばかりです。

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