2歳5ヶ月~2歳6ヶ月の特徴・発達
小さな成長や発達がこの時期にたくさん見られます。
いろいろな言葉が出てくる
言葉の発達が盛んになり、個人差はありますが、ママや周りのお友達の影響を受け、ボキャブラリーを吸収し、自ら言葉を発するようになります。二語文を話せる子もおり、さまざまなパターンの二語文を操るようになる場合もあります。
細かな手指の動きができるようになる
器用さが発達し、指先を上手に使っておもちゃなどで遊ぶことができるようになります。
例えば、絵本を1ページずつめくることができたり、お絵かきでは上手く曲線がひけるようになったり、ひも通し、型はめパズルなどができるようになる時期でもあります。
順番がわかるようになる
2~3歳になると「すべり台は、先に並んでいる子が滑ったら、次に自分が滑れる」というようなものごとの順番が理解できる子がでてきます。
「順番ね」と言えば、待つことができます。
ごっこ遊びが盛んになる
ごっこ遊びが好きになります。
テレビのヒーローの真似や電車の運転手さんの真似など、ごっこ遊びが盛んになり、そのバリエーションも増えていくでしょう。ママが一緒に遊ぶときもさまざまなパターンのごっこ遊びを提案してみましょう。
- 西坂小百合(監)「0~6歳 わかりやすい子どもの発達と保育のコツ」(ナツメ社)
- 佐藤眞子「新編 2才児イヤイヤ期の育て方」(主婦の友社)
- 湯汲英史「0~6歳 子どもの社会性の発達と保育の本」(学研プラス)
- ユニ・チャーム「ベビータウン」ベビータウン(http://www.babytown.jp/index.html)
- 母子衛生研究会「2歳頃の子ども」赤ちゃん&子育てインフォ(http://www.mcfh.or.jp/jouhou/sodachi/2sai.html)
2歳5ヶ月~2歳6ヶ月 お世話のコツ
それでは、2歳5ヶ月~6ヶ月の時期のお世話で気をつけることやコツなどを紹介していきます。
子供との対話を心がけて
まず、子供が話し掛けてきたら、きちんと耳を傾けて返事をしてあげることが大切です。この場合、親が赤ちゃん言葉を使うのは控えましょう。
しかし赤ちゃん言葉や幼児語を無理に直す必要はありません。親や周りがきちんとした言葉を使って会話をするように心がけましょう。
説明しながら叱るようにしましょう
2歳5ヶ月ぐらいになると、「○○だから、こうなる」という二つの内容から成る文をある程度、理解できるようになります。
そのため叱るときなども、例えば「やかんを触るとやけどをしたり痛かったりする。だから触ってはいけない」ときちんと説明しましょう。
積極的に外に出かけましょう
子供は体を動かすことが好きです。雨の日などでも子供が室内にいてつまらなそうにしていたら、思い切って外に出かけるのも良いでしょう。雨の日でしかできない経験がありますので楽しんでくれるかもしれません。
また公園での砂遊びは、子供にとって魅力的な遊びです。
- 佐藤眞子「新編 2才児イヤイヤ期の育て方」(主婦の友社)
- 西坂小百合(監)「0~6歳 わかりやすい子どもの発達と保育のコツ」(ナツメ社)
- ユニ・チャーム「生後2歳3ヶ月~5ヶ月【お世話】」ベビータウン(http://www.babytown.jp/hyakka/osewa/25.html)
子供との会話を楽しもう
2歳5ヶ月~2歳6ヶ月の子供がいるママの中には、イヤイヤ期がすごくて大変という方もいることでしょう。
育児は大変ですが、そうした面以外にも成長しているところに目を向けてみましょう。歩いて散歩にでかけたり、一緒にごっこ遊びをするなどして会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。
子供がたくさんの言葉を覚えられるかもしれませんよ。あまり頑張りすぎず、ママもおおらかな気持ちでこの時期を過ごしましょう!