悩めるママ必見『アレンジおかずがいっぱい! 夜ごはんから作るお弁当』
朝は、毎日時間と戦いながら家族のお弁当作りに奮闘しているママもいるかと思います。少しでも負担を減らそうと、夜ごはんを多めに作ってお弁当にも入れたり、あらかじめ何品か作り置きをしたりしている方もいるのではないでしょうか。
しかし、代わり映えしないおかずのラインナップに飽きてしまうことも。できるだけいろいろなおかずを入れたいけれど、毎朝複数のおかずを作るのは時間がかかってしまい難しいですよね。
そんな悩みを持つママにおすすめしたいのが、今回紹介する『アレンジおかずがいっぱい! 夜ごはんから作るお弁当』。こちらのレシピ本は、お弁当用のおかずへ簡単にアレンジできるレシピが豊富。前日に食べたおかずを生かし、違う味を楽しむことができるんです。
こんなアレンジ技も!新発見が盛りだくさんなレシピを一部公開
今回は、128品ものレシピが掲載された『アレンジおかずがいっぱい! 夜ごはんから作るお弁当』より、レシピを一部紹介します。
おなじみのメニューばかりで、すぐにまねすることができます。早速見ていきましょう。
1. 照り焼きチキン
甘辛い味付けで、ご飯が進む照り焼きチキン。しっとりジューシーに仕上がったお肉は、子どもから大人まで喜んでくれる一品なのではないでしょうか。
そんな照り焼きを使ったアレンジレシピも、思わず箸が進んでしまう味になっていますよ。
材料
- 鶏もも肉:大1枚
- 薄力粉:適量
- サラダ油:大さじ1/2
- しょうゆ:大さじ1と1/2
- 酒、みりん:各大さじ1
- 砂糖:大さじ1/2
- 青ジソ:適量
作り方
- 鶏肉は厚い部分を切り開き、余分な脂と皮を取り除き、薄力粉をまんべんなくまぶす。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、1を皮目から並べ、アルミホイルをかぶせて4~5分焼く。さらに裏返して火を通す。
- 2に合わせたしょうゆ、酒、みりん、砂糖を加えて煮絡める。荒熱を取って切り分け、器に盛り、青ジソを添える。
アレンジアイデア:親子丼風卵とじ
定番の丼メニューである親子丼。お弁当でも同じおいしさを、簡単に楽しむことができます。
こちらは、照り焼きチキン1/3~1/2枚を一口大に切り、薄切りにしたタマネギ1/6個分、めんつゆ(2倍濃縮)大さじ2、水大さじ1、砂糖小さじ1/2とともに鍋に入れ中火で熱します。
タマネギに火が通るまで2~3分煮た後、ふたを開けて溶き卵1個分を流し入れたら、再度ふたをして1~1分30秒煮て火を止めます。余熱で卵に火を通せば完成。難しい工程もなくてうれしいですね。
2. チキンカレー
家族みんなで楽しめる定番メニューのカレー。使う材料を変えることで、バリエーションも広がりますよね。今回はチキンカレーをご紹介。
チキンをトースターで焼くだけで、簡単に別の味わいへ変化させられるアレンジレシピは必見です。
材料
- オリーブ油:小さじ1
- 鶏もも肉:1枚(4cm角に切る)
- タマネギ:1個(くし形切り)
- ニンジン:1/2本(乱切り)
- ジャガイモ:1個(4~6等分に切る)
- トマト:1個(ざく切り)
- 水:1~1と1/3カップ
- 市販のカレールー:80~90g
- ごはん:適量
作り方
- 鍋にオリーブ油を中火で熱し、鶏もも肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモを入れて2~3分炒める。トマトと水を加えてふたをして煮立て、弱火にしてニンジンが柔らかくなるまで約10分煮る。
- 火を止めて割ったルーを加える。
- 再び弱火でかき混ぜながら煮てとろみをつける。
アレンジアイデア:タンドリー風チキン
香ばしさとスパイシーな風味を楽しめるタンドリーチキンも、カレーからアレンジすれば簡単に作ることができます。
チキンカレーの鶏肉を1/2~1/3枚分使い、あらかじめ約5×6cmに切っておきます。アルミホイルにのせて、トースターで軽く焦げ目がつくまで5~6分焼いて完成。ボリュームたっぷりで、子どもだけでなくパパも満足してくれそう。
3. ポテトサラダ
ジャガイモとマヨネーズの相性が抜群な、ポテトサラダ。さまざまな野菜を入れたり他の調味料をプラスしたりと、さまざまな味を楽しむことができます。
副菜としておなじみの一品ですが、ひと工夫するとメインのおかずに大変身しますよ。
材料
- ジャガイモ:2個(4~6等分に切る)
- ニンジン:1/4本(いちょう切り)
- タマネギ:1/6個(薄切り)
- キュウリ:1/3本(薄切り)
- 塩:少々
- ハム:2枚(半分に切って細切りにする)
- マヨネーズ:大さじ2と1/2
- 酢:大さじ1/2
- 塩、こしょう:各少々
作り方
- ジャガイモ、ニンジンを中火で柔らかくなるまでゆで、じゃがいもは熱いうちに潰す。
- 1のゆで汁が熱いうちにタマネギをくぐらせて冷水にとり、水気をしぼる。キュウリは塩をふってもみ、しっかり水気をしぼっておく。
- ボウルに、1、2、ハムを入れ、あらかじめ混ぜ合わせておいたマヨネーズ、酢、塩こしょうを加えて混ぜ合わせ、器に盛りつける。
アレンジアイデア1:ポテトのチーズ焼き
一つ目に紹介するアレンジレシピは、濃厚な味わいが楽しめるポテトのチーズ焼き。できあがったポテトサラダを1/4ほど取り分けてアルミカップに入れ、その上に溶けるチーズを10gのせて、トースターで3~5分焼き、チーズが溶けたら完成。
きざんだクルミなどのナッツや、ドライハーブを散らすとまた違った味わいに変化しますよ。ぜひお好みでプラスしてみましょう。
アレンジアイデア2:巾着ポテトのトースター焼き
こちらは油揚げを使用したレシピ。半分に切った油揚げの中に、ポテトサラダを大さじ2詰め込み、平たくなるように形を整えてつまようじでとめ、トースターで4~6分ほどこんがりと色がつくまで焼けばOK。
チーズを足すと、おいしさがさらにアップするのでおすすめです。
夜ごはんとお弁当のおかずを効率よく作れる、ママ必見の一冊
ご紹介したのは一部のレシピですが、その他にも幅広い系統のレシピがたくさん。どれも簡単で、料理があまり得意ではないママでもスムーズに作ることができます。
レシピの他に、お弁当をじょうずに作るコツや卵焼きのアレンジアイデアなど役立つ知識も盛りだくさん。春から新生活が始まる方にもぴったりの一冊です。
アレンジおかずがいっぱい!夜ごはんから作るお弁当
毎朝のお弁当作りを、レシピ本で楽にしよう
家族のお弁当作りにおいて、避けて通れないのがマンネリ化。毎日のことなので、無理なく続けられる方法を試したいですよね。
そこで役立ってくれるのが、今回紹介した書籍『夜ごはんから作るお弁当』に掲載されたレシピ。晩ごはんのメニューをそのままお弁当のおかずとして使うのではなく、ちょっとしたアレンジを加えて違った味わいに変身。これなら負担なくチャレンジできるのではないでしょうか。
ぜひ、こちらの書籍で新たなおいしさを見つけてみてください。