一気に買うのは避けたい、慎重に検討すべきマタニティグッズ7つ
初めての妊娠では、どのようなグッズがどれくらい必要か、さっぱりわかりませんよね。「どうせ買うなら、まとめて買おう」と、あまり考えずに買ってしまうと、後悔することがあります。
ここからは、一気に買わず、買うかどうか慎重に考えたいマタニティグッズを紹介します。本当に使えるか、自分に合うか確認をしてから、少しずつ買い足すようにしましょう。
つわり対策用品
つわりの和らげ方は、妊婦によって異なります。マタニティグッズ売り場では、つわり対策用品として、リストバンドなどさまざまなグッズが販売されていますが、効果の感じ方は個人差があるでしょう。日々の食事などによる対策も同様「炭酸水が良かった」「フライドポテトなら食べられた」など、人によって違います。
つわりがつらい時期には「効きそうなものは何でも試したい」と思うでしょうが、ネットの情報や口コミをうのみにしてグッズや食べ物を大量買いするのは避けたいところ。まずは1つ試して、良いと感じたら買い足しましょう。
また、つわりが和らぐアイテムは時期によって変わることもあります。まとめ買いできるグッズでも、数日~1週間程度で使い切れる分だけにしておくと無駄がないでしょう。
サプリメント
「赤ちゃんのために」などと銘打ったサプリメントはたくさん販売されていますが、人によって合う合わないはさまざまです。定期購入で毎月届くタイプのものもありますが、お試しせずに購入するのは避けたほうがよいでしょう。
ドラッグストアなどで買えるものならまずは1箱だけ。定期購入のものは、試供品から試すのがおすすめ。また、飲み合わせなどが心配な場合は、かかりつけの医師に相談してみてくださいね。
腹帯
腹帯は妊婦それぞれで「つける派」と「つけない派」に分かれるグッズです。つまり、先輩ママから「すごくよかった!」と聞いていても、自分には合わないことも考えられます。使ってみたい場合でも、初めから「洗い替えに」と複数枚買うのは避け、まずは1枚だけ購入して使い心地を確認しましょう。
マタニティグッズを扱う店舗の中には、腹帯を試着できるところもあるようです。自分に合うかどうか、おなかが大きくなっても使い続けられるかなど確認してから、枚数をそろえても遅くはありませんよ。
マタニティ用のクリーム類
妊娠線ケアとして販売されている、マタニティ用のクリーム類。香りの有無、使い心地もしっとり系、さっぱり系など、さまざまな種類があります。購入したい場合は、まずは小さめのパッケージで試してからリピートすることをおすすめします。少量ならば、もし香りが気に入らなかったり、肌に合わなかったりしても経済的なダメージは小さくて済みますね。
出産までに使い切れないのでは…と不安な場合は、赤ちゃんの肌にも使えるものを買うのも手。その場合も、赤ちゃんの肌に合わない可能性も考えて、何本もまとめ買いしないようにしてくださいね。
マタニティウェア
「妊娠したら、マタニティウェアを着るものなのかな」と思っている方はいるかもしれませんが、そんなことはありません。大きめのワンピースやゴムスカートを持っていれば、代用がききます。購入するとしても、毎日着替えるほどの洗い替えは必要ないかもしれませんね。
マタニティウェアを購入するなら、授乳口があって産後も使えそうなものを厳選すると、長く使えてコスパがよいでしょう。必要そうなら、まずは1枚買ってみて、良いと思ったら買い足しましょう。
リラックスグッズ
アロマオイルや抱き枕など、妊婦用リラックスグッズは豊富に販売されています。なんとなく妊婦向けと聞くと必要な気がするかもしれませんが、必ず買わなくてはいけないものではありません。せっかく買っても自分に合わなかったり、すでに家にあるグッズでも代用できたと感じたりすると、残念な気持ちになってしまいますよね。
そうならないためには、「なんとなく良さそう」という理由で買うのは避けることが大切。アロマオイルなら試供品や少量タイプから、抱き枕などのグッズは手持ちのもので代用できないか考えてから、慎重に買うようにしましょう。
赤ちゃんグッズの手づくりキット
生まれてくる赤ちゃんのために、ベビーグッズ作りにチャレンジしようと考えている方はいるでしょう。赤ちゃん用品やマタニティグッズの売り場では、スタイやおもちゃなどの手づくりキットが数多く販売されています。どれもかわいらしく「産休に入ったら作れるだろう」と複数買いたくなるかもしれませんが、やめておきましょう。
時間があるはずだった妊娠後期に、他のことで忙しくなったり、思ったより早く出産に至ったりすることがあります。また、産後は大忙しで、手作りキットをゆっくり完成させる暇はないと考えたほうがよさそうです。手作りにチャレンジしたいなら「1つ完成させてから、もう1つ買う」を鉄則にしましょう。
冷静な判断で、お財布に優しい妊娠生活に
「マタニティ向け」と銘打ったグッズを見ると、つい買いたくなってしまいますよね。また「何度も買い物に来るのはおっくうだし、必要そうなものは全部買っておきたい」と思うかもしれません。しかし、そんなときこそ、ぐっとこらえて冷静な判断を。産後に「こんなに必要なかった…」と後悔しないよう、購入前にひと呼吸おいて考えてみてくださいね。
妊娠中の無駄遣いを抑えることができれば、産後の経済的な余裕にもつながります。買い物上手になって、賢く楽しい妊婦生活をお過ごしください。