子どもの体力や経済面から習い事の頻度や回数について考えると、週に2種類くらいの習い事をさせている家庭が多いようです。週に2種類程度なら、十分家族だんらんを過ごす時間がとれますし、習い事以外のことにも時間を割くことができます。 ※12
子どもにとっては習い事は体力的にも精神的にも簡単にこなせるものではありません。子どもが知らず知らずのうちにつらくならないよう、家族の時間や子どもの遊ぶ時間を削り過ぎないよう、気を付けなければいけません。
運動系と文化系から1つずつ選んだり、連日行くことにならないよう習い事の曜日を調整したりして、週に2種類程度なら親子ともにゆとりができてくるのではないでしょうか。子どもの様子を見ながら増やしたり減らしたりしていき、無理のないスケジュールで習い事を選んでいきましょう。
幼稚園児の習い事の不安…いくらくらいかける? 習い事先への送迎は面倒?
習い事を始める際に心配なのが、それにかかる費用です。幼稚園児の習い事はどれくらいの費用をかけているのかをご紹介します。また、送迎も幼児の習い事には必要です。送迎についてもあわせてご紹介します。
習い事にはいくらくらいかけるものなの?
幼稚園児の習い事にかける費用は世帯年収や、年齢によっても異なります。
3歳4,300円、4歳(年
少)5,900円、5歳(年中)8,100円、6歳(年長)10,300円と、年齢が上がるにつれ、塾や習い
事にかける教育費も上がっていきます。 ※13
毎月の月謝の他にも、習い事によってはユニフォームや教材費、遠征費用などが必要になることもあるので、年間を通してみると想定よりも出費が多くなってしまうこともあります。習い事を始める際にチェックしておくと安心です。
習い事への送り迎えが大変?
習い事によっては送迎バスがある習い事もありますが、幼稚園児では利用ができないことがほとんどです。その場合、保護者の送迎が必要です。近場であれば苦にはならなくても、距離がある場合は電車やバスの交通費がかかったり、車で運転したりしなければいけません。
また親が共働きの場合は、どちらが送迎をするのか、仕事の都合をつけるのかをあらかじめ夫婦で話し合っておくことも大切です。土日しか休みがない場合は習い事によって家族でのんびり過ごす時間が減ってしまうので、家庭内でバランスを考えながら決めていきたいですね。
習い事は1回限りではなく、毎週や隔週であるので、いくら内容が子どもに合っていても送迎自体が親の大きな負担にならないように選ぶことも大切です。
子どもや家庭に合った習い事を見つけてみよう
幼稚園児から始めることができる習い事はたくさんあります。好奇心が強く、多くのことを吸収できるこの時期に子どもに合った習い事を見つけてみてはいかがでしょうか。まだ何がやりたいのかが明確ではない場合は、資料請求や体験を利用して焦らず子どものやりたいことや、伸ばしたい能力を探してみましょう。
幼稚園児の習い事には送迎や宿題のチェック、練習に付き合うなど、親の協力が不可欠です。子どもが楽しく続けられるのはもちろんのこと、親も無理せずに続けられるそれぞれの家庭に合った習い事が見つかると良いですね。






