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監修:伊組 公郎

痛くない治し方がある?1歳で虫歯になった場合の治療法

1歳児の生えたての乳歯でも、虫歯になってしまうことはあります。大人でも気が進まない虫歯治療、もしわが子が虫歯になってしまったらどんな治療をするのか心配ですよね。この記事では、1歳児が虫歯になったときの治療法について解説します。万一の場合の治療法について知っておきつつ、早期発見できるように注意しましょう。

PIXTA

1歳児の虫歯治療方法例

1歳児の虫歯治療にはどんな方法があるのでしょうか。進行度によって段階別にお伝えします。

初期虫歯は削らない

1歳 子ども 歯 笑う PIXTA

初期虫歯の場合、歯が白く濁っていたり白い斑点ができていたりするように見えます。これは、歯の表面が少し溶けている状態です。

親が少し見ただけではなかなか見つけられない状態ですが、もしこの段階で虫歯を見つけられれば削る治療は必要なく、歯のエナメル質を強くする薬を塗り、歯の再石灰化で自然に治すという治療方法をとることができます。

痛い治療はせず短時間で済むため、できればこの段階で発見したいもの。かかりつけの歯科医院があれば、定期的に見てもらう習慣をつけておくと、この段階の虫歯も見つけてもらうことができるでしょう。

出典元:

歯の表面だけなら1日で治療が終わる場合もある

1歳 子ども 歯科衛生士 PIXTA

歯のエナメル質まで虫歯が進行しているときは、削る治療が必要な場合もあります。ただし、表面を少し削るのみで、治療は1日で終わることもあるようです。

必要に応じて、削った部分にプラスチックの白い詰め物をします。この段階の治療で済めば、その虫歯による永久歯への影響はほぼないと考えられています。

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痛みが出るほど進んでいる場合は複数日にわたる

虫歯 治療 amana images

エナメル質よりもさらに深い、象牙質にまで虫歯が進行すると痛みが出たり、冷たいものが歯にしみたりする症状が出ます。子どもが「歯が痛い」と訴えてきてから気づいた虫歯は、この段階に至ってしまっている可能性があるでしょう。

治療法は基本的には虫歯の部分を削り、プラスチックを詰める方法です。ただし、奥歯に大きな虫歯ができている場合、型取りをして銀歯にすることがあります。治療によっては1日で終わらず、数日かかることもあります。

歯の奥まで進んだ虫歯は、まだ生えていない永久歯に影響を及ぼすことがあります。医師に相談しながら、今後の治療方針を決めましょう。

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怖がって治療できない場合は進行止めで様子をみることも

歯科医 amana images

虫歯は少しでも早く治療させてあげたいところですが、子どもが怖がって治療が思うように進まないことがあります。無理やり押さえつけると「歯医者は怖いところ」というイメージがついてしまい、その後の定期的な検診がしにくくなることも。

そのため、病院の方針によっては、1歳ほどの小さな子どもには虫歯の進行を抑える薬を塗り、治療に耐えられる年齢になるまで待つ場合もあります。治療を極端に怖がる場合などは歯科医師に相談し、今後の歯科と子どもの関係性ができるだけ良好に保てるように対処できるとよいですね。

出典元:
  • 彩都西歯科クリニック 「乳歯が虫歯になってしまった場合の治療方法について」(https://dc-himawari.net/blog/?p=333,2021年5月12日最終閲覧)

早く見つけて、簡単な治療で済ませよう

1歳 笑顔 PIXTA

初期虫歯は見つけづらく、子どもはなかなか虫歯の自覚症状を訴えてきません。しかし、放置しておくと虫歯はどんどん進行します。毎日の仕上げ磨きでチェックし、もし気になる歯があれば早めに医師に確認してもらいましょう。

また、治療時に子どもを怖がらせないためにも、まだ虫歯がないうちに歯科検診を受ける習慣をつけておくことも大事です。歯科の空間に慣れておける上に、虫歯を早く見つけられるメリットもあります。ぜひ1歳代のうちに、かかりつけの歯科医院を見つけておいてくださいね。

記事の監修

いぐみ歯科矯正歯科 理事長

伊組 公郎

東京都出身。歯科医師。
平成22年九州歯科大学卒業。平成27年東京都中野区にいぐみ歯科矯正歯科開設。一般歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科など幅広く診療をしている。特にマウスピース矯正に力を入れている。二児(1歳、5歳)の父として子育てに奮闘中。最近の悩みは子供のおねしょ問題です。

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