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「こんなはずじゃなかったのに…」入院中、張り詰めた気持ちを経験
看護師でありながらライター、ブロガーとしても活躍している小松あやさんは、インスタグラムでは10万人のフォロワーを持つインフルエンサーです。自身のブログでは、妊娠中から日々の体調変化や産後を見据えた夫婦関係の構築について積極的に情報を発信していました。
赤ちゃんとの暮らしについて、頭の中で何度もシミュレーションを重ねてきた小松さんですが、無事に出産をした後に、大きな不安を感じたとブログでつづっています。
張り詰めた気持ちで出産直後を過ごしていた小松さんが退院後に夫の気遣いに癒やされるまでの気持ちの変化について紹介しましょう。
理想と現実の差を目の当たりにして不安な気持ちに
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一昨日の夜から母子同室が始まり、
早速、
夜のギャン泣き&頻回授乳
の洗礼を受けています
しかも昨夜は
あまりにも泣き方が激しくて、
育児初心者の私はオロオロ・・・
助産師さんが、
「こちらで一時お預かりしますね〜。
また泣いておっぱいを欲しがったら
連れてきますね〜」
と、真夜中に赤ちゃんを
ナースステーションに連れていってくれました
これで気兼ねなく眠れる・・・
と思いきや、
今度は何とも言えない
罪悪感と不安で眠れず。
そして、
泣いてる赤ちゃんが廊下を通るたびに、
どうか私の部屋の前で
止まりませんように
と、
非道なことを思ってしまう自分に
またまた罪悪感を感じ、
なんか、
人はこうして
産後ウツになっていくんだな
ということを学びました
赤ちゃんはかわいいのに、
長い間不妊治療して、
会いたくて会いたくて仕方なかった
待望の赤ちゃんなのに、
何だか気持ちと体力がついていけず、
新米ママのブログでよく見る、
「産後はホルモンバランスがガタガタで、
イライラと不安がものすごい」
ってやつを
出産後4日目にして感じています
イライラはしないにせよ、
何が原因ってわけじゃないのに、
この、ものすごい不安感は
どこから来るのでしょう
妊娠・出産前、
泣いてる赤ちゃんをあやす自分も、
赤ちゃんにおっぱいをあげる自分も、
何億何千回と夢見て、
もうイメトレはできてたはずなのに、
理想とはかけ離れた現実が、
「こんなはずじゃないのに・・・」
みたいな感じで、
さらに不安を煽るんでしょうね・・・。
※1
普段はほのぼのとした日常がつづられている小松さんのブログですが、この日のトーンとはいつもとちょっと違います。小松さんは出産後、入院中の病院で一時的な気持ちの落ち込みを経験したようです。
産後、小松さんのような経験をする女性はいるでしょう。弱っている体、ホルモンバランスの揺らぎ、慣れない育児の不安など、その理由はさまざまですが、小松さんの場合は赤ちゃんの小さな命を守っていくためのプレッシャーや不安感が大きくなっていたようです。
しかしその後、小松さんにとって不安な気持ちが少し前向きに切り替わるきっかけがあったこともブログにつづられています。
産後の不安を和らげた夫の行動
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母子ともに無事退院いたしました
久しぶりに外の空気を吸って
軽く泣くかと思いました。。。
そして、
家について、
久々の我が家に、
またまた、じーーーん
家を出るときは、
まさかコレで
入院になるとは思っておらず、
かなりフラーっと出てきてしまったのですが、
おうちに入ると、
すごくきれいに片付けられている。
私が入院している間、
洗濯掃除などの家事や、
ベビーベッドにシーツを敷いたりと、
私が気持ちよく帰ってくるための家事も
赤ちゃんを迎え入れるための準備も
夫がやってくれていたんだな・・・
と思うと、
産後のズタボロ感や
ホルモンバランス崩壊のメンタルなど、
何だか自分ひとりだけ
頑張ってる気になっていましたが、
夫も一緒に、
頑張ってくれてたんだな、と。
ほんと一人じゃないんだな・・・
と改めて感じられて
うるっとしました。。涙
※2
気持ちの落ち込みを経験した翌日に退院の日を 迎えた小松さん。自宅に帰宅すると、部屋が美しく整えられていたそう。
赤ちゃんと小松さんのために、夫も手を尽くしてくれたことを知り「一人じゃないんだな」と感じて心がほぐれた様子。小松さんの場合は「一人じゃない」「助け合える相手がいる」という 実感によって、少し前向きな気持ちになれたようです。
育児は夫と一緒に楽しもう
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今回は、小松あやさんが産後直後に癒やされた夫の気遣いについてお届けしました。産後の女性の多くは、不安な気持ちになりやすいもの。
そんなとき、ママを支える家族の存在は必要不可欠です。パパも女性の心と体について学び、不安に寄り添って行動することで、新生児期の不安が和らぐのではないでしょうか。
夫婦で子育てを楽しんでいきましょう。