お風呂掃除はどれくらいの頻度で行うべき?
毎回の入浴後にできれば理想的なお風呂掃除。しかし、腕は疲れるし足腰に負担がかかるので毎日隅々まで掃除するのは大変ですよね。では、お風呂掃除はどれくらいの頻度で行うべきなのでしょうか?
お風呂掃除の理想的な頻度は場所によって変わります。汚れやすい場所は毎日掃除をしたほうが良いですが、汚れにくい場所であれば1週間に1回程度でも構いません。具体的に場所ごとの掃除頻度を確認してみましょう。
お掃除のプロであるカジタクによると、以下の頻度が適切とのこと。
- 毎日:浴槽・排水口
- 1~2週間に1回:壁・床・ドア・鏡・バスチェア・洗面器
- 1か月に1回:シャワーヘッド・天井
- 1年に1回:換気扇・浴槽エプロン
体が直接触れたり、垢が付着したりする浴槽や床、排水口などは汚れやすいですが、壁やドア、鏡などは1週間に1回程度の掃除でも清潔に保てるでしょう。
また、エプロンは汚れが溜まりやすい場所ですが、普段は見えない場所なので1年に1回、大掃除のときにまとめて掃除をしてはいかがでしょうか。
もちろん、お風呂掃除の頻度は決まっているわけではないので、気になる方は頻度高く掃除しても良いですよ。
- イオングループ カジタク「お風呂・浴室の掃除方法をプロが解説!必要な洗剤・道具や掃除の頻度」(https://www.kajitaku.com/column/house-cleaning/bathroom/1609,2021年7月19日最終閲覧)
お風呂掃除のやり方を紹介
お風呂にはカビやピンク汚れ、垢など汚れが付着しやすいもの。しかし、クエン酸や重曹など、お風呂掃除グッズとして人気の物を使えば汚れを簡単に落とせます。
効率的なお風呂掃除のやり方を覚えて、毎日しなければならない場所の掃除を楽にしていきましょう。
浴槽の掃除のやり方
皮脂が付着しやすい浴槽のお風呂掃除は、クエン酸と重曹を組み合わせると汚れが落ちやすくなります。おそうじ本舗によると、下記の手順がおすすめだそう。
- クエン酸スプレーを浴槽に吹きかけ、重曹を振りかける
- 浴槽をスポンジで擦る
- シャワーで流す
クエン酸スプレーは、水1カップにクエン酸小さじ1を溶かしてスプレー容器に入れると作れます。もし頑固な汚れが付着している場合は、重曹と水を3:1で混ぜた重曹ペーストを浴槽に塗り、ラップで覆ってから30分程度おいてからスポンジでこすってください。
排水口の掃除のやり方
ぬるぬるとした汚れが溜まりやすい排水口。排水口の掃除にも、重曹やクエン酸が使えます。おそうじ本舗がおすすめする方法をご紹介します。
- 排水口に溜まった髪の毛などを取り除く
- 重曹とクエン酸を2:1の割合で排水口に振りかける
- コップ1杯程度のお湯を流し込む
- 発泡してきたら、5分ほど放置する
- シャワーで流し、部品を戻す
重曹とクエン酸を利用した発泡で、汚れがうきあがってくるようです。ぜひ試してみたいですね。
- おそうじ本舗「浴室の排水口をお掃除するのに役立つ重曹とクエン酸の使い方」(https://www.osoujihonpo.com/guide/water/150320-02,2021年7月19日最終閲覧)
お風呂掃除グッズを使用するとさらに簡単に!
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大変だと思っている方が多いためか、お風呂掃除を便利にするグッズは多種多様に販売されています。多くはお風呂を掃除するためのグッズですが、「お風呂のカビきれい カビ予防」という商品は浴室に吊るすだけでカビを予防してくれるという掃除の必要性を軽減するためのグッズ。
天井に吊るせば酵素が繁殖し、浴室全体をコーティングしてくれるそうです。排水口も汚れにくくなるそうなので、お風呂掃除を簡易化したいと思っている方には非常におすすめ。
その他、伸縮するバスブラシや隙間に入り込む柔らかなスポンジなど、お風呂掃除を楽にしてくれるアイデアグッズはたくさんあるので、気になるものは試して掃除を時短化していきましょう。
お風呂掃除を時短で終わらせるコツ
お風呂掃除を時短化するには、やり方を覚えたりグッズを使用したりするだけでなく、時短化のためのコツを知ることも大切ですね。
ちょっとしたコツを掴むだけで、毎日のお風呂掃除は時短できます。どのようなコツがあるのか見ていきましょう。
発生したカビは50℃のお湯で落とす
【コツ① カビを根こそぎ退治!】 50℃のお湯を90秒間かける ※1
発生してしまったカビは、50℃のお湯を90秒かけると根こそぎ死滅するとのこと。さらに、カビを予防するには、1週間に1度50℃のお湯を5秒ほどかけるのがおすすめです。
- NHK「カビ退治!ついに終結宣言」(https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20160615/index.html,2021年7月19日最終閲覧)
換気扇を使って十分な乾燥させる
LIXILによると、お風呂のカビが生える原因は温度と湿度、汚れなどの養分が必要。それらをなくせばカビの発生を抑えられるということです。
お風呂から出る前に汚れを流し、水で温度を下げること、その後十分に換気するのがよいでしょう。
- LIXIL「浴室のお手入れ・お掃除のコツ」(https://www.lixil.co.jp/support/clean/bathroom_tips03.htm?utm_source=Facebook&utm_medium=social&utm_content=&utm_campaign=FB-O1507,2021年7月19日最終閲覧)
先輩ママも実践するお風呂掃除のテクニック
お風呂掃除を時短化するやり方についてお話してきましたが、実際にお風呂掃除をしている先輩ママたちは、どのような工夫をされているのでしょうか?
ここからは、先輩ママたちの生の声をもとに、お風呂掃除のテクニックについてお話していきますね。
こすらず汚れを落とす洗剤が便利!
お風呂掃除の大変さは「こする」という掃除方法の大変さでもありますよね。そこで先輩ママたちが活用しているのが、こすらずに汚れを落としてくれる洗剤です。
浴槽や床に洗剤をシュッとスプレーしてシャワーで流すだけなら、毎日のお風呂掃除のやり方としては最も簡単でしょう。お風呂をこするのが大変だと思われている方は、ぜひ一度使ってみてください。
効果的なカビの落とし方は?
お風呂掃除時短のコツでもカビを予防する方法についてお話しましたが、温かく湿気のこもりやすい浴室はどうしてもカビの温床になりがちですね。頑固なカビを取り除くには、「カビキラー」が一番との声が多く見られました。
カビキラーだけではなく、キッチンペーパーとラップをかけて放置するのはぜひ試してみたいアイデアですね。カビキラーで取れない頑固なカビにも効果が期待できそうです。
また、少しのカビなら歯ブラシでこするだけという方法も。毎日のお風呂掃除のときに、カビがでているところを歯ブラシできれいにするやり方を続けていれば、カビの大繁殖を避けられるかもしれません。
お風呂掃除は効率的なやり方をマスターして時短化!
毎日のお風呂掃除は大変ですが、重曹やクエン酸、掃除グッズなどを駆使してやり方をマスターすれば、今までよりもぐっと時短化できるはずです。場所によりお風呂掃除の頻度を変えれば、毎日掃除しなければいけない場所も浴槽・床・排水口のみと限定できます。
お風呂の後はカビが繁殖しないようにお湯と水をかけて水分を除去。さらに先輩ママたちからの体験談にあったように、こすらずに汚れを落とせる洗剤なども使えば、お風呂掃除を毎日しなくても清潔に保てますよ。ぜひ試してみてくださいね。