気になる症状が続く場合はためらわず受診を
子どもの熱は1日のなかでも上下したり、しばらく下がったと思えばまた上がったり…と予測できない場合もあります。またあまり高くない熱やそこまでつらそうではないせきの症状の場合、「もう少し様子を見た方がいいかな」と考えることもあるでしょう。
しかし今回の記事でご紹介したように、マイコプラズマ肺炎では熱が上下することがあり、せきの症状が熱に遅れて現れるケースも。近年では薬に耐性のあるマイコプラズマ肺炎もあるようなので、熱やせきで気になる症状があるときはためらわずに病院を受診しましょう。
- 日本小児科学会「小児肺炎マイコプラズマ肺炎の診断と治療に関する考え方」(https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/saisin_130219_2.pdf,2021年11月24日最終閲覧)
- 国立感染症研究所「マイコプラズマ肺炎」(https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/kikikanri/H24/20121018-11.pdf,2021年11月24日最終閲覧)


