「幼児IQテストでうちの子のIQが140!!」なんて結果が出たらママは大喜び。
では、IQが高いというのは頭がいいということになるのでしょうか?
IQの高い子の特徴
総合的に見て、IQの高い子は考える力や憶える力を持っている子が多いようです。考えることに長けている子がIQが高いことが多く、「たくさんものを知っている」というのはIQが高い目安にはならないようです。
また、考える力以外にも、IQの高い子が優れている点がいくつかあるようです。
- 情緒が安定している
- 自制力がある
- 自立している
- 温和・理性的である
- 社会性がある
- 神経質ではない
- 「自分を認めてほしい」という欲が少ない
つまり、よく「あの子はなんでも知っているから頭がいい」というのは、IQの高さには関係ないようです。
2歳なのにおしゃべりが上手、小学校前に掛け算ができる、3歳でひらがなが書けるといったことは、その分野では優れているかもしれませんが、IQがいいということにはつながらないということです。
考える力をはじめとした、精神面や社会性などが総合的に優れている子に、IQの高い子が多いようです。
IQの数値への影響
さて、IQテストの結果がとても高い数値だったり、あまりにも低い数値だった場合、ご両親は大喜びしたり、心配になったりすると思います。しかし子供のIQの数値というのは、テストを受けた日の環境、子供の気分、やろうという意欲があったかどうか、試験官が怖くなかったかなど、多くの要因に左右されます。
年齢が小さければ、小さいほど、この要因がもたらす影響はとても大きく、結果として、高いIQ値が出たり、とても低いIQ値になってしまったりします。
幼児IQの結果の数値を絶対とせず、何回かテストを行ってみたりして、判断しましょう。
あくまでも発達の目安
幼児期は、いろんなものをスポンジのように吸収し、どんどん成長する時期です。IQテストでは、数値だけを気にするのではなく、あくまでも発達の目安として考えるといいと思います。
IQテストにより、お子さんの得意分野をみつけ、その分野を伸ばすしてあげると、子供も自信がつき、どんどん成長することでしょう。この自信の積み重ねが、大きな成長となり、本当の意味でIQの高い子になるかもしれませんよ!
IQテストで自信を伸ばそう!
幼児期のIQテストの結果はあくまでも目安。IQの数値が絶対ではないことを常に知っておきましょう。
お子さんの得意分野を知り、可能性のある分野をみつけて、小さな自信をぐんぐんと伸ばしてあげることがベスト。得意分野がわかれば、お子さんが本当に興味を持っている分野がわかるかもしれません。
子供の考える力を伸ばすような遊びをたくさんしてあげ、考える力、社会性、精神力などを総合的に伸ばしてあげたいものですね。










