捨てる時に罪悪感をいだきやすいもの4選
壊れている物は、まだあきらめがつきやすいです。それでも私くらいの年代だと「もったいない」と言われて育ったので、まだ直して使えないかと、いろいろ試してみたくもなりますが(笑)
捨てるのは嫌だけど、処分しなければ片付かない側面もあることは事実。では、どんな物を捨てようとする時に罪悪感を抱くでしょうか。
高かったもの
欲しくて少し奮発して買ったものの、使うのがもったいなくて何回も使っていない。そんな物がしまい込まれていませんか?
使って汚したり壊したりしたらどうしようという気持ちから、気楽に使うことができないんですよね。結果、持っているだけで満足状態。元値が高かっただけに捨てるなんて考えられないのです。
思い出のあるもの
夫は自分が小学生の時に図工で作った彫刻作品を、いまだに持っています。何か思い出があるのか、何十年たっても捨てられない物らしいです。
手に取っただけで、そのころの思い出がよみがえるような物。懐かしさはなかなか手ごわい感情です。
プレゼントでいただいたもの
気持ちはありがたいけれど、必ずしも自分の欲しい物ではなかったという物が、誰でも一つや二つはあるのではないでしょうか。
いただいた気持ちがうれしいだけに、捨てるなんて!と思いつつ、使わない物。捨てづらい物なナンバーワンかも。
壊れていないけど使わないもの
壊れていない物はいらない物でも捨ててはいけないような気持ちになりますよね。もったいなくてバチがあたる(笑)そうやって育ってきた考えはなかなか変えられるものではありません。
もったいないと思う気持ちも大事なことではありますが、しまいっぱなしになることもあるのではないでしょうか。
「捨てる」 罪悪感からの脱出ポイント五つ
では、罪悪感を抱いた時にどうやってそれを乗り越えるか。私は全部を即捨てるということはできませんし、しません。
しかし物があふれている状況からは脱したい、これも本当の気持ち。片付けながらたくさん悩んでたどりついた答えはというと…。
誰かにゆずれないか考える
押しつけない程度に友人知人に使わないか聞いてみたり、バザーがあればそれに出したり。リサイクルショップやフリマアプリなどを利用するのも手です。
とにかく、自分で捨てないことで気持ちも楽に。フリマアプリなどは少しでもお金になると、もっと片付けたくなるかも(笑)
思い出は画像で残す
自分の物でも子どもの物でも、全部をとっておくのは無理ですよね。厳選して残したら、あとは画像に撮っておくと物はなくなってもいつでも見ることができます。画像なら、いらなくなった時に消去するのも簡単ですよ。
とりあえずBOXを作る
捨てたくないけど、あちこちに物があるのも嫌だと思ったら、ジャンル問わず、大きめの箱にまとめて入れて邪魔にならないところに保管しましょう。定期的に見直してみれば、気持ちも変わっていてスムーズに処分できる可能性も。
プレゼントは一度は使ってみる
まずは好みでなくても使えそうなら自分で1度は使ってみるといいでしょう。使ったら感想も言えますしね。どうしても出番がなかったら、いつ・誰からもらったかを書いた付箋を貼って取りあえずBOXに。
「プレゼント使っていないね」とか「あの時のアレどうした」と聞いてくる人はほぼいません。気持ちだけ大事に受け取って感謝するだけでも、大丈夫だと思いますよ。
高い物も使う
せっかく気に入って手に入れた物なら、高級かそうでないかで判断しないでどんどん使いましょう。しまい込んでいたらかえってもったいないです。
コレクターではないなら、気に入った物を日々使う方が楽しいですよ!私がたどりついた答えは、すぐに「捨てる」ことを考えなくてもいいということ。
逆に捨てない手段を考えることで気持ちの負担がだいぶ軽くなります。時間がたつと気持ちも変化することもあるので、その時がその物の捨て時なんだと考えています。
罪悪感はなくさない方がいい
物が自分のところにやってくる経緯はさまざま。必要で買った物はすぐ使いますし、使い切って捨てることができます。しかし、プレゼントや未使用の物は捨てづらい。
何も思うことなく、サクサク捨てられれば片付くのは確かですが、実際は、捨てることに悩みながら片付けていくことがほとんどですよね。その気持ちは忘れないでいたいと思っています。結果として物を大事にすることにつながるような気がするので。
とにかく欲しい!安いから買っておきたい!無料だからもらおう!なんて考えで物を手に入れることがなくなるはず。また捨てる作業をするのがおっくうですもん。
「捨てる」罪悪感と向き合うのは、これから物を大事に使うためのステップだと考えています。物をできるだけ生かせるような方法で手放せる自分になれれば、無駄にもせずに罪悪感も最小限で済むはずです。罪悪感に負けず、片付けをやっていきませんか?