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うそはダメ、子どもが性に興味を持ったら親はどう伝えるべき?

好奇心旺盛な時期の子どもたち。できるだけ答えてあげたいものですが「赤ちゃんはどこから来るの?」など性に関わることは、適当にはぐらかしたり、ファンタジーに頼ったりしていませんか。子どもが巻き込まれる性犯罪のニュースがめずらしくない今、小さいうちから性に対する知識を持たせることは、子どものために必要です。子どもを守るための「性教育」について解説した書籍を紹介します。

ⓒ学研プラス

性についての質問は答えにくい?

「赤ちゃんはどこから来るの?」と聞かれて上手に即答できますか。たいていは、なんと答えたらいいかわからず戸惑うのではないでしょうか。「コウノトリが運んでくる」などファンタジーに頼ることもあれば、「子どもはそんなこと知らなくてもいい」と話を強制終了するなどのケースもあるようです。

でも、子どもが小さいうちから性について話し合うことは、子どもを性犯罪から守るために必要なことです。

書籍『初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと』では、子どもに身に付けさせたい性の知識を伝えるコツが紹介されています。

「性教育」という言葉を難しく考えず、まずは体の名称から始めればOK。そして、水着を着たときに隠れる「プライベートゾーン」は、人に見せたり触らせたりしてはいけないことを教えます。

月経や射精などの言葉とその意味も、正確に話します。包み隠しやごまかしのない話し合いができれば、子どもは成長に合わせて必要な情報を親から得られ、性犯罪に巻き込まれる事態を防ぐことにつながります。

ごまかさずに、きちんと話そう

ⓒ学研プラス

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「性教育」は実は幅が広く、体のつくりや成長に伴う体の変化や男女の違いについてはもちろん、性犯罪から守るために必要な知識もしっかりと教える必要があります。

プライベートゾーンはおもしろ半分で人に見せたり、人前で触ったりしてはいけないことを教えましょう。知識がないために友だちが嫌がることをしてしまうことを防いだり、自分を守ったりすることにつながります。

親が恥ずかしがらずに体や性について話題にしていると、不安を感じたとき親に相談できるようになります。子どもが小さいときからきちんと話し合うことが大切なんですね。

性について正しく伝え、犯罪からしっかりと守る

この書籍の内容を読んだ筆者にとっての気づきは2つあります。

1つは「親も学ぶ必要がある」ということ。子どもにきちんと教えるためには、先に親が学んでおくことが欠かせません。子どもから聞かれて初めて考えるのではなく、子どもの成長と必要を見越して親が知っておく必要があると改めて感じました。性教育なんてハードルが高そうと思っていた方にこそ目を通してほしい書籍『初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書 我が子を守るために教えるべきこと』の内容は、一部記事で転載してお伝えしています。こうしたものから学ぶのも良いかもしれません。

もう1つは、小さいときから取り組むこと。「まだ早いかも」と思うような小さいうちから少しずつ教えることで、体について正しく理解し、身を守れる子になるのではないかと思いました。

子どもを守るための性の知識について、親もしっかり目を向けておきたいものですね。

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