お出かけの時に困るのが授乳とおむつ替えです。おむつ替えはトイレで何とかできても、授乳室を見つけるのは一苦労することも。車でのお出かけでは、そこも対応可能なんですよ。
高速道路の場合
高速道路ではSAやPAを利用することができます。最近のSAやPAはおむつ交換台や授乳室、ミルク調整用のための温水器などを備えているところが多く、と赤ちゃん連れに優しい環境が整っています。
事前にどのSAにどんな設備があるか調べておくといいですよ。
一般道の場合
一般道を走っている時は近くの大型スーパーの赤ちゃん休憩室や赤ちゃんの駅などが便利ですし車内で済ませるのも一つの方法です。狭い車内でおむつを替えるのはちょっと大変ですが、目隠しをきちんとしておけば周りを気にしなくていいので気は楽ですよ。
授乳の時は万が一外から見えてしまった時を考慮して授乳ケープを使ったりと配慮も必要です。おむつ替えも授乳も停車して行いましょう。
子どもを車に乗せる際の注意点
子どもを車に乗せる際の注意点をまとめてみました。
チャイルドシートは必ず使う
6歳未満の子どもにチャイルドシートの着用が義務づけられています。6歳未満の子どもは万が一の際に、自分で自分を守る術を持たないので交通事故での死亡リスクが非常に高いため義務となったものです。
子どもの年齢にあったチャイルドシートを必ず設置しましょう。チャイルドシートの取り付け位置は後部座席にしましょう。助手席はエアバッグでけがをする可能性があるので原則として取り付けないとされています。
- 自動車総合安全情報「チャイルドシート | 」(https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/02assessment/car_h20/safetydevice/childseat.html,2022年7月18日最終閲覧)
- 神奈川県警察「チャイルドシートQ&A」(https://web.archive.org/web/20210505135142/https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2012.htm,2022年7月18日最終閲覧)
ゆっくりブレーキ・ゆっくりカーブを心がける
カーブを曲がるときやブレーキによる停止は、車に乗っていると大人でも少なからず衝撃がかかるもの。チャイルドシートで固定していても、小さな子どもは自分で踏ん張れないため、荒い運転は子どもの体に負担がかかってしまいます。
小さな子どもを乗せているときは、事故を起こさないためにも、子どもの負担にならないようゆっくりブレーキ・ゆっくりカーブなど安全運転を心がけるようにしましょう。
なるべく食後(授乳後)30分は乗車しない
まだ車に慣れていない子どもは、車酔いすることも少なくありません。食後すぐに運転を開始すると、酔ってしまって嘔吐してしまうこともあります。
また、乳幼児の場合は授乳後すぐに車で揺られるとミルクを吐き戻しやすくなってしまいます。乗せて運転する場合は、嘔吐やミルクの吐き戻し防止のため、食後(授乳後)30分は乗車しないなど、なるべく時間を空けるようにしましょう。
車内環境を整える
車内はすぐに暑くなったり寒くなったりしますね。車内の温度には気をつけてあげる必要があります。特に夏場は暑くなりやすく、ずっとチャイルドシートに座っていると汗をかくこともあるでしょう。
ベビーカーで使う保冷シートを敷いたり、エアコンを使ったりと気にかけておきましょう。窓からの日差しもまぶしく嫌がる子もいますので、紫外線防止フィルムや日差しよけを付けると対策になります。




