子育て世代のレジャー費用平均ってどのくらい?
ある育児雑誌の乳幼児のいるご家庭のママへのアンケートによると、家族で1年間に使う旅行・レジャー費用の平均は13万8025円。幼稚園・保育園別に見ると、幼稚園児家庭の平均は13万242円、保育園児家庭は15万3406円だったようです。
また、「レジャー費は削れない」と考える保育園児ママの割合は、16.0%と幼稚園児ママの約3倍となっています。保育園児ママはレジャーに積極的な傾向があるというこの結果は、仕事のためにとれない子供との時間をレジャーに行って増やそうという努力の結果かもしれませんね。
収入の違いはレジャー費用に影響する?
まずは下記のリンクより、レジャーの平均費用のグラフを見ていただければと思います。
上記表を見て分かるのは、年収のだいたい1~2%ほどをレジャー費用にあてているということです。外食やパック旅行以外の交通費も含めて考えると、年収の3~5%ほどになるかも知れません。
年収の3~5%くらいの支出というのは、一般的に普段の生活に問題ない水準なのでしょう。年収に関係なく3~5%ということは実際の費用で比べるとやはり世帯の年収はレジャー費用の差に影響していると言えそうです。
子供の年齢別レジャー費用の違い
レジャー費用の子供の年齢での違いは、0歳児、1歳児、未就園児、幼稚園・保育園児で分けられます。
子供が成長することによって出来る内容が増え、公共交通機関などの利用も楽になるため、より遠くへの移動が可能になります。そのため、レジャーの行き先や内容にもバリエーションが出来、費用も増えていくのだと思われます。
では、次に年齢別のレジャー費用の内訳をご紹介します。
子供の成長によるレジャー費の変化
0歳児はレジャーと言っても、ミルクやおむつ、ベビーフードなど荷物も多く、赤ちゃんが急にぐずったりするので遠出は避け、公園などの近場で済ますことが多くなりがちなので費用も少なめになります。
また、2歳児くらいになると運動能力の発達が目覚ましく、自分の足で長い時間歩けるようになるため、ベビーカーやバギーが不要になり、遠出へのハードルがぐっと下がります。
さらに、ミルクやおむつなどの荷物も減って、電車やバスなど公共交通機関を利用する際の心配事も少なってくるので、ちょっと遠方のおでかけスポットまで出かけることもできるようになるため、費用が多めになっていくようです。
一般的なレジャー費の推移
子供の年齢別レジャー費用は以下のリンクのグラフの通りです。
0歳から小学校入学までは年々増え、小学校入学時に一旦下がって、また年々上がっていきます。同じく中学校入学時に一旦下がって、一度上がるのですが、中学3年生でグッと下がります。受験の影響ですね。
受験になる前までは、子供の都合というよりは、ママが忙しい時期はレジャー費が下がるのかも知れません。
中には費用0円という家庭も!
これまで平均的なレジャーの費用をご説明しましたが、中にはレジャー費が0円!というご家庭も!全然遊びに行かないってこと?と思いますが、実はそうではないんです。
頭と体を使って費用0のレジャー!
手づくりのお弁当を持って、公園でピクニック♪山のほうの自然いっぱいの川で遊ぶ!近くのショッピングセンターへ遊びに行く!家族みんなでお散歩…などなど。
特別に費用がかからない方法で、レジャーを楽しんでいる家庭もあるのです♪その他、パパやママの実家に行って、親孝行をしつつ、お休みを満喫してくる、というご家庭もあります。おじいちゃんやおばあちゃんも喜んでくれるので、とてもいいお出かけになりますよね。
たくさんお金をかけて豪華にお出かけももちろん楽しいですが、こうした費用0円の工夫したレジャーも、かけがえのない思い出作りができます。色々工夫して、時には節約をしながら、家族みんなでお出かけを楽しみましょう。
子供とレジャーに出かけてたくさん思い出を作るために
子供とのレジャーはお金もかかるし、たくさんの心配事があったり、準備も大変ではありますが、子供と様々な経験が出来るという貴重な時間でもあります。子供の成長に合わせて色々な所へ出かけて多くの思い出を作れるといいですね。
公共の施設、遊園地やアウトドアに出かけたり、消防署での地震体験のように価値のある体験が出来る施設は全国にたくさんあるようです。また、見学施設は、例えば学研が運営する「全国工場見学ナビ」などで探すことができます。レジャー費用をできるだけリーズナブルにしたい方、お子さんと楽しく学びたい方必見です!
どこに行きたいかを家族みんなで考えるのも、旅行の楽しみの一つ。計画を立てて、家族でのお出かけをおもいっきり楽しみましょう♪