一部では「乗り捨て」できるサービスも始まっているようですが、カーシェアリングは基本的に同一ステーションへ返却する必要があります。例えば引っ越しなどで遠方へ車を利用するとしても、出発したステーションで返却しなければなりません。
また、他の人と車を共有しているため当然のことながら独占することはできません。利用が集中する週末や連休などに予約がとりにくくなる場合も。そして次に使う人のために予約時に返却時間を設定し、その時間内で返却するのが基本。次の予約は返却予定時刻後にしかできないなど、一定の制限があるようです。
大手カーシェアリング3社の特徴
ひとくちにカーシェアと言っても、提供する会社も増えてきており、そのサービスや特徴はさまざま。利用目的やシーンに合わせて自分に合ったサービスを選ぶ必要がありそうですね。
ここでは、ステーション数の多い三つの大手カーシェアリングについて紹介します。
※サービスエリアやステーション数、プラン内容は2022年7月現在のものです。
1.タイムズカー
タイムズカーは、駐車場やレンタカーでも日本全国に展開しているタイムズのカーシェアリングサービスです。
会員数、ステーション数、保有台数が業界N0.1を誇るタイムズカーなら、利用しやすく初めての人でも安心。
利用した時間などに応じた料金設定になっており、ベーシッククラス・ミドルクラス・プレミアムクラスの三つのクラスがあります。距離料金は6時間未満だとかからないので、近所で短時間だけ使いたいという方におすすめです。
ジュニアシートは全車搭載されていますが、チャイルドシートは一部のステーションのみオプションとして利用することができます。
2.careco「カレコ」
カレコ・カーシェアリングクラブは、東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏4県だけで約2,300カ所を展開しており、特に山手線内エリアでは業界最多クラスのステーション数を誇っています。さらに大阪、京都、兵庫などの関西圏にもサービスエリアを拡大。
個人利用の場合、月会費と利用料金(時間料金+距離料金)の合計料金になるベーシックプランと、毎月の月会費が不要で利用料金(時間料金+距離料金)のみとなる月会費無料プランの二つがあります。
ベーシックプランは月会費を利用料金から割引してもらえて、10分150円というお手軽な料金設定となっているので、近場で利用したい人におすすめです。
ジュニアシートは標準装備されていますが、チャイルドシートは自分で用意する必要があります。
3.オリックスカーシェア
オリックスカーシェアは、関東や東北を中心に展開されており、全国約1,700拠点のどこからでも利用することができます。
初期費用が不要。二つの個人プランがあり、月に45分以上使う場合はお得な個人Aプラン、使わない月はお支払い0円になる個人Bプランと使用頻度に合わせて選ぶことができます。利用プランはネットで簡単に切り替えできるので、使わない月や季節によってうまく使いこなせばとってもお得になりますね。
ジュニアシートは全車搭載されていますが、チャイルドシートは自己手配となります。
カーシェアリングを利用したママの口コミ
それでは、実際にカーシェアリングを利用しているママの意見を見てみましょう!子連れでの利用はもちろん、妊娠中に便利だったという意見も多く寄せられていました。
また、マイカー購入を検討していたが最終的にカーシェアを選択したという声もありました。










