©mamiyang83
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学校のトイレが怖くて入れない娘
1学期には行けていたのに、2学期になって学校のトイレに行けなくなってしまったしぇーちゃん。マミヤさんがその理由を尋ねると、「誰かの流し忘れを見てから怖くて行けない」と言います。
学校のトイレのドアを開けることもできないしぇーちゃんは、4か月間、学校にいる間ずっとトイレを我慢し続けていたのでした。そこでマミヤさんはいろいろな方法で学校のトイレを克服させようと奮闘します。
先生の付き添いでトイレに行けた!でもしぇーちゃんは…
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マミヤさんは担任の先生に、しぇーちゃんのトイレに付き添ってもらえるようお願いします。先生もこころよく応じてくれて、しぇーちゃんは学校のトイレに行けるように。
ところが先生の「明日から1人で行けそうだね」というポジティブな言葉に、しぇーちゃんは「しばらく一緒に行ってくれるって言ったのに…」と不信感を抱いてしまいました。
学校の先生も1人の子どものトイレに毎回付き添うのは難しいのかもしれません。それでも「トイレに行けない」という状況はしぇーちゃんについてつらいもの。マミヤさんはほかの手段はないか考えます。
母の作戦が功を奏す!
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次なる作戦を考えたマミヤさんは、しぇーちゃんが1人で学校のトイレに行けるように「ポケットに友だち作戦」を考え出します。作戦は見事成功。マミヤさんが描いたかわいいお友だちと一緒に、1人でトイレに行けたのです。
ホッカイロに絵が描いてあるというシンプルな作戦ですが、しぇーちゃんからすればママが心をこめて描いてくれた、かわいいクマノミ。ママからの愛情も感じ、心強かったのかもしれません。
マミヤさんが試行錯誤する姿に共感し、しぇーちゃんの成長を感じるエッセー作品でした。母の知恵は偉大ですね。