1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. エンターテイメント
  4. プレ幼稚園をクビになった息子との明るい日常『スバルくんは 頭の中 全部言いたくてしょうがない』

プレ幼稚園をクビになった息子との明るい日常『スバルくんは 頭の中 全部言いたくてしょうがない』

この記事でご紹介する漫画は、現在は自閉スペクトラム症のスバルくんの育児を漫画で振り返っている作品。著者は主人公スバルくんの母である星あかりさんです。スバルくんの障害に気づき、悩んだり不安になったりしながら明るく子育てをする様子が描かれています。スバルくんをありのまま受け止め、毎日を生き生きと過ごす姿に元気をもらえるエッセー作品です。『スバルくんは 頭の中 全部言いたくてしょうがない』の見どころをご紹介します。

ⓒ星あかり/合同出版

自閉スペクトラム症のある息子の育児を振り返る

著者は主人公スバルくんの母である星あかりさん。

スバルくんは3歳児健康診査を待たずして、プレ幼稚園の先生に勧められて発達検査を受け、自閉スペクトラム症と診断を受けました。2歳健診までは特段指摘を受けず「言葉が少しゆっくりなだけ」と考えていた星さんは、この結果に驚いたようです。

障害を理由に退園させられた「プレ幼稚園」

ⓒ星あかり/合同出版

スバルくんはプレ幼稚園に通っていましたが、スバルくんが自閉スペクトラム症と診断されたことを伝えたとたん、幼稚園側から退園するように言われたのです。

まさかの事態に傷つく星あかりさんですが、このあとスバルくんにとって良い環境を探すために奮闘します。

わが子の大好きな場所に通えなくなったことは、親として胸が苦しくつらい経験だったことでしょう。それでも前を向き「スバルくんにとってよい環境を」と考える星さんの姿勢には勇気をもらいました。

無事に園が見つかり、日常には新たな楽しさが

ⓒ星あかり/合同出版

星あかりさんは、スバルくんを受け入れてくれる園を探しました。そして、ついにスバルくんに合う園に出合うことができました。

年長のお姉さんはスバルくんとたくさん遊び、積極的にお世話をしてくれました。先生たちは根気強くトイレトレーニングを頑張ってくれるなど、スバルくんの成長を真剣に見守ってくれています。

プレ退園時には悲しみに包まれた星あかりさんでしたが、日常には新たな楽しみが加わったようです。

このできごとから数年がたち、今ではスバルくんは小学3年生。相変わらず星あかりさんと明るく前向きな日常を送っています。本作では小学校でのできごとを含め、4コマ漫画を260本も収録。気になる方はぜひ本作を書店などで手に取ってみてくださいね。

障害がわかったとたん「退園して」こんなのあり?|スバルくんは 頭の中 全部言いたくてしょうがない

関連記事:

障害がわかったとたん「退園して」こんなのあり?|スバルくんは 頭の中 全部…

自閉スペクトラム症のスバルくんの子育て風景を描く育児漫画『スバルくんは …

電子書籍『スバルくんは 頭の中 全部言いたくてしょうがない』発売中

スバルくんは 頭の中 全部言いたくてしょうがない わが家のハッピーBOYは自閉スペクトラム症 [ 星あかり ]

朝から晩までおしゃべりが止まらない!
3歳まで言葉が出なかったスーパーおしゃべりBOYのカラフルワンダーライフは、〈得意〉と〈苦手〉の両極端!
元気が出て、ちょっぴり泣ける4コママンガ260本!

3歳で自閉スペクトラム症と診断されたスバルくんは、プレ幼稚園からクビ宣告。
新たな幼稚園に出会い、親子ともに成長しつつたのしく通う。
小学校準備に向けて、夫婦は頭を抱える日々を過ごすが、
スバルはなみなみならぬ期待と希望を抱き、頼もしい存在に....と思いきや!
特別〈スペシャル〉支援学級2年生になったスーパー不器用BOYのカラフルな日常を描きます。

おすすめ記事

「漫画」「自閉スペクトラム症」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧