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3.11で被災「日本が終焉を迎えたよう」日常は当たり前じゃないと気付いた漫画

2011年3月11日に起きた、東日本大震災。ある日突然日常が変わってしまうことの恐怖を実感した方もいたはず。この漫画は職場で被災したコメダ(@komey3442)さんの体験を描いたものです。未曾有(みぞう)の災害にあい、コメダさんは震災を通してどんなこを感じ、どんな備えが必要だと感じたのでしょうか。『東日本大震災、私が経験したこと』をごらんください。※震災にまつわる表現が含まれます。苦手な方はご注意ください

@komey3442

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突然の大地震に終わりを感じた

職場で手術中に東日本大震災が発生したコメダさん。手術室の中で医師とともになんとか揺れに耐えていました。

仕事を終え車で帰宅しようとしますが、帰り道は停電で信号や街の明かりが消え、帰宅を急ぐ車で渋滞。まるで日本の終わりを感じさせるような景色でした。

地震が起き、それまで当たり前だった風景が一変した様子はとても怖かったと思います。落ち着いて情報を集める余裕もなく、だれもが「とにかく家に帰ろう」という状況だったのかもしれません。

「自分のことでいっぱいいっぱい」非情に見える光景も

©komey3442

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震災翌日も仕事へ行ったコメダさん。

病院では理不尽な患者が来て文句を言う人を見つけ、スーパーでは買い占めの現場を見てしまいます。また、ガソリンスタンドは長蛇の列。みんながイライラとしている様子を見て、疲れ果ててしまいました。

未曾有の災害で誰もがなかば混乱状態だったあのとき。普段よりも思いやりを持てなくなってしまうようなシーンもあったかもしれません。

一方、疲れて帰宅すると、普段あまり話すことのない隣人が煮物をおすそ分けしてくれました。ちょっとだけ救われたような気持ちになったコメダさん。災害時という非常時だからこそ、こうした気遣いができる人はすてきですね。

ライフラインのありがたさを実感

©komey3442

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震災から9日が過ぎてもまだ余震が続き、食料やガソリン不足は続いていました。電気は復旧したものの計画停電が行われ、震災前とはほど遠い生活。それでも、震災で学んだ備えを実践しみんなで支え合って乗り越えたコメダさん。普段当たり前に使っていたライフラインがどれほどありがたいものだったかを実感したそうです。

現在は震災から10年以上たち、作者のコメダさんはママになりました。現在は守るべき家族ができたことで、さらに防災について考えているのだといいます。

3.11のことを忘れずに、もしものときの備えをしようと思わされる『東日本大震災、私が経験したこと』。コメダさんの思いや周囲の状況をていねいに描いたすばらしい作品でした。

【全話読める】
東日本大震災、私が経験したこと
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コメダ(@komey3442)さんのインスタグラム

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