©wasabi_2910
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HSCだった方の当時の思いが描かれていましたね。一番理解して欲しかったはずの母親に「気にしすぎ」等と言われたことで、それ以上言えなくなってしまったという場面ではハッと気づかされた方もいたのではないでしょうか?
我が子を思って気持ちを軽くしてあげようと発した言葉がHSCの子にとっては否定されたような気になってしまうのかもしれませんね。
目に見えない「生きにくさ」理解ある世の中に
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HSCとは、Highly Sensitive Child(ハイリー・センシティブ・チャイルド)の略で、生まれつき敏感な感覚や感受性を持った子どものこと。娘・いとちゃんの育児でたびたび戸惑いながらも「いとちゃんはHSCなのでは」という結論に至ったわさびさん。人の気持ちやその場の空気を敏感に感じ取るために、疲れがたまりやすく、親から見ると生きづらそうに感じました。
しかしそれは子ども自身だけではなく、HSCの子どもを育てる親も、また違った「生きづらさ」を抱えているようです。HSCを知らない周囲の人からの反応や、人よりも敏感な子どもへの対応に悩みは尽きません。
HSCは病気ではなく、気質です。敏感な人に限らず、世の中にはいろいろな人がいますよね。「人それぞれの感じ方がある」という点が世の中で当たり前になれば、HSCの子ども自身はもちろん、親も生きやすくなるのではなるように感じます。
- マドレクリニック「HSC(Highly Sensitive Child) ハイリー・センシティブ・チャイルド」(http://www.madreclinic.jp/pm-top/pm-symptom/pm-symptom-24/,2022年12月19日最終閲覧)
- 長沼睦雄「子どもの敏感さに困ったら読む本 児童精神科医が教えるHSCとの関わり方」1-239(誠文堂新光社,2017)