©️onihaha3
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待って!それ、あげちゃうの?
幼稚園の帰り際、イチくんのおもちゃが欲しいと泣き出した友だち。一向に泣きやまない友だちでしたが、オニハハさんは「相手の親がどうにかしてくれるでしょ」と特に何もしませんでした。
すると、泣きやまない友だちのためを思って、買ったばかりの大切なおもちゃを「これ、あげるよ」と差し出したイチくん。突然のことで、止めることもできないまま、友だちとおもちゃをトレードしてしまいます。さらに、友だちのお母さんの「結果オーライだね」と言う言葉にもモヤモヤ。
一連のできごとから、オニハハさんは怒りを抑えることができなくなり、帰りの車の中でイチくんに気持ちをぶつけてしまいます。
わが子の優しさを受けとめられなかった…
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そのおもちゃは、3人目の子が生まれる前に家族でお祭りに来た記念にと買ってあげたばかりのもの。大切にすると約束したことをイチくんが忘れていたこともショックだったのかもしれませんね。オニハハさんは、悲しみや怒りを全てイチくんにぶつけてしまいます。
しかし、イチくんの友だちを思うやさしさから出たのが、大切にしているおもちゃをあげるという行動でした。その優しさに対して、自分の気持ちをぶつけてしまったことに後悔の念がよぎります。
何より、ママ友同士波風を立てないようにと思い、何も言わなかった自分に対して、オニハハさんは何よりも腹が立っていたのかもしれませんね。オニハハさんは、やさしいイチくんを叱ってしまったことを反省し、翌日イチくんに謝ることに…。
親だって失敗して学ぶこともある
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後日、お互いのおもちゃを返し何事もなく事態は収束しますが、おもちゃを見るたびにそのときのことを思い出し、反省するオニハハさん。
親も失敗しながら子どもと一緒に成長するものです。時には気持ちが抑えられず怒りすぎてしまうこともあるかもしれませんが、しっかりと自分自身や子どもに向き合うことを、都度思い出して成長したいですね。
後悔をいだきながらも子どもに向き合い、前に進んでいるオニハハさんも、母として成長している最中なのかもしれません。子どもとの向き合い方を考えさせられる『五歳息子が友達とおもちゃトラブル』を読むと、自分の育児も一度振り返ってみたくなりますよ。