保育士解説【入園式】子ども＆ママ＆パパの服装は？ポイントを解説

【入園式】子どものコーディネート

入園式の主役は子どものため、特別な服を着せたいと思う人が多いかもしれません。しかし、なによりも重要視したいのが「過ごしやすさ」です。子どもは、慣れない雰囲気でトイレが近くなったり、泣いて汗ばんだりします。そのため、以下のようなポイントを意識しましょう。

• トイレに行きやすい
• 着脱が簡単で温度調節しやすい
• 上靴を履いていなくても滑らない
• 装飾品がひっかからない

おすすめは普段着ですが、そのなかでも白・黒・ネイビーなどを選ぶことでフォーマル感を演出できます。また、男の子はネクタイ、女の子は髪にリボンをつけるだけでも良いですよ。

【入園式】ママのコーディネート

式典といえば「セレモニースーツ」「コサージュ」「着物」などを思い浮かべるかもしれません。しかし、そこまでの装いが必要なのは、一般的には小学校入学以降。保育園の入園式はオフィスカジュアル程度の着こなしが無難です。

センタープレスの効いたパンツに、ジャケットやカーディガンを合わせるだけで十分。普段着として使用しているキレイめのセットアップなども、アクセサリー次第で入園式仕様にアレンジできます。おめでたい席なので、明るく華やかな色調を意識したいですね。

また、動きやすさの観点からスカートよりもパンツスタイルがおすすめ。泣いている子どもを抱っこしたり、床に座ったりすることも考えて動きやすさも意識しましょう。

【入園式】パパのコーディネート

「とりあえずスーツを着ておけば問題ない」と思われがちなパパの服装ですが、入園式らしくやさしい色合いのスーツを選ぶのがポイントです。ビジネス感の強いスーツは、ていねいな印象があ一方、少々堅苦しさが出てしまうかも。

華やかさをプラスしたいときは、ネクタイやポケットチーフでアレンジを楽しみましょう。靴を脱いでスリッパで過ごす時間が多くなる場合があるため、靴下にも気を付けたいですね。

入園式への参列は手荷物にも注意！

家族でバッチリ服装を考えても、手に持っている荷物によってコーディネートが崩れてしまうことも。

「靴を入れる袋を忘れて、ビニール袋を持っている姿が写真に…」なんてことにならないよう、主張の少ないサブバックの準備も忘れずに行うと良さそうです。しっかり準備して、すてきな入園式にしてくださいね。