毎月お金を借りにくる義妹。「困ったときはお互い様」と夫は言うけれど… [ママリ]

毎月お金を借りにくる義妹。「困ったときはお互い様」と夫は言うけれど…

このお話はある女性(仮名・アイコさん)の体験談をもとにした家族間のお金のトラブルに関する漫画です。現在妊娠中のアイコと夫のヨシは夫の妹であるマイから「お金を貸してほしい」と頼まれます。夫に強く言えず、モヤモヤした思いを抱えたまま言われるがままあいこはお金を渡します。しかし、翌日にもまたマイからのお金の無心は続き…。アイコはお金を渡し続けるのでしょうか？

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金銭感覚の違いをはっきり感じた

ヨシの妹・マイから毎月のようにお金を貸してほしいとお願いされていたヨシとアイコ。将来の夢のためと聞き、初めは渋々お金を渡したアイコでしたが、貸したお金が返ってこないまま翌月にはまたお金の無心…。まずは貸したお金が返ってくることが先だと話すアイコに対し、ヨシは助けてあげるべきとお互い主張し、結局アイコが折れる形で5万円を渡しました。

育った環境が違うマイとヨシ。母子家庭で育ったヨシにとってマイは支えてあげるべき存在で困ったら助けてあげるのが当たり前という感覚なのかもしれませんが、結婚し家族ができたのにも関わらず妹にお金を貸し続ける金銭感覚はよくわからないですよね…。

貸したお金が返ってこないままでも、マイはお金を貸してほしいと言い、その金額はなんと10万円…これはさすがにヨシも断ってほしいですよね。

「アイコがダメって言ってるから」夫はそう言った

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マイにまたお金を貸してほしいと言われ、アイコはヨシが何て言うのか黙って様子を見ていました。すると「どうにかできるよな！」という返事…。アイコはさすがに「貸したものを返してもらってないし、おかしいと伝えるべき」と強く主張します。結局、ヨシは不満そうにマイに「アイコがダメって言ってるから貸せない」と話すとマイは帰って行きました。まずは貸したお金を貸すことが前提だと話すアイコの言葉を遮っているマイの様子を見ると、借りるのが当たり前と思っているように見えますね…。

翌日、義母から電話が来て「なぜお金を貸さないのか」と聞かれたアイコ。「困ったときはお互い様なんだから」と義母は言いますが、アイコはその言葉にも納得できずにいました。ヨシが帰宅し、義母からの電話の件を伝えるとヨシはすっかり義母とマイの味方になってしまいお金を貸す方向に話が向かっていきました。出産を控え、自分の収入が減り将来への不安もあることを伝えますが、ヨシはどうにかなると安易に考えているよう。お金に対する2人の考えの違いが明らかになりましたね。

義妹の感覚がわからない…

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10万円を貸す代わりに、マイは思い切った提案をします。それは、夫のお小遣いを減らし、その分をマイに渡すというもの。夫は渋りながらも了承しアイコは10万円をマイに貸すことにします。

しばらくして、お金を返しに来たマイ。やっと返してくれた…と胸を撫で下ろしたアイコでしたが、中身はたったの1万円…。これまで貸した額には全く足りていませんでした。さらにマイは夫に追加で5万円貸してほしいと話してきたことが発覚…。形だけでも返そうと思ったのかもしれませんが、なんで返した額以上にお金を借りようと思ったのか謎ですね。

マイの感覚もよくわかりませんし、言われるがままお金を渡そうとするヨシの感覚もまた同じくらいおかしく感じます。アイコは「もうお金は出せない」と話しますが、このままマイが黙って引き下がるとは思えないですよね…。お金の問題は育ってきた環境や人によってもそれぞれ。さらにとてもデリケートな問題ですから、家族間であってもお金の貸し借りは避けたいのが本音ですよね。当たり前のようにお金を無心する義妹や義母とアイコはどう付き合っていくのでしょうか…。