©kkc_ayn
©kkc_ayn
©kkc_ayn
©kkc_ayn
母親が亡くなったときにやること、決めることは山積み
自宅で母親を看取ったキクチさん。しかし、悲しみに浸る時間もないほど、やるべきことに追われます。書類を書いていると、さっそく葬儀屋さんがいらっしゃいました。
このあと、すぐに葬儀の打ち合わせが始まり、細かいことを決めていきます。そして次は、納棺へ移ります。
家族参加の納棺で、夫婦愛を感じた
©kkc_ayn
©kkc_ayn
©kkc_ayn
©kkc_ayn
母親に話しかけながら、とてもていねいに洗う父親。生前には、考えられなかったとキクチさんは言います。思わぬところで夫婦愛を感じます。「夫婦とは…」と考えてしまいますね。
そして、あっという間に葬儀の当日がやってきます。
母のために、泣かないと決めていた葬儀
©kkc_ayn
©kkc_ayn
©kkc_ayn
©kkc_ayn
しんみりすることが嫌いだったという、キクチさんの母。生前の写真を飾ったり、たくさんのお花に囲まれたり…。アットホームな雰囲気で葬儀が進みます。
時間がない中でも、心を込めて葬儀の準備をしたキクチさん親子。本当に仲良しで、素敵な家族だったことが伝わるエピソードです。遺された家族は、やることが山積み。それでも、事前にやるべきことを知っていると、手続きもスムーズですね。
親をみとるということについて考える…
©kkc_ayn
©kkc_ayn
この作品は、キクチさんが20代で母親の介護とみとりの経験したことを丁寧に描いています。母親とぶつかったり寄り添い合ったりしながら、何が1番母親のためになるのか、その都度考えて行動するキクチさんや周りの人たちの姿が印象的です。
高齢化が進む中、いずれは親の面倒を見なければいけないと思ってはいても、元気なうちはまだ大丈夫と考えている人もいると思います。しかし、いつ何が起こるか分かりません。
もしキクチさんのように、20代で親をみとることになったら…あなたにその覚悟はあるでしょうか。いざというときのために、親が病気になったり、寝たきりになったりした場合どうしたらいいのか、家族で話す機会を持つようにするといいですね。
『20代、親を看取る』は、病気で寝たきりになった母親の介護を通して、命との向き合い方や、亡くなった後に遺族がすべきことを学べる作品です。