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言いかえるだけで伝わる【保育士解説】子どもの𠮟り方「たった2つのコツ」

子どもを叱るとき「なかなか子どもに伝わらない」「何度も同じことを繰り返すので、叱ってばかり……」と思うことはありませんか?もちろん失敗を繰り返しながら成長していくことはわかっていても、何度も繰り返されるとイライラしてしまいますよね。もしかして、大人は伝えたつもりでも、子どもにはきちんと伝わっていないかも?この記事ではまりこ/0歳-6歳育児の専門家(@mamababy_cococolor)が、子どもを叱るときに気をつけているポイントをお伝えします。

泣く PIXTA

どうして叱りかたが大事なの?

「叱りかたが大切」とはわかっていても、繰り返されるとイライラしてしまい、声を荒げてしまう自分に自己嫌悪の繰り返し……。子どもは叱られ続けると「どうせ僕なんて……」「やっぱり私はダメなんだ」と自分を否定しがちになってしまいます。そして、自己肯定感が下がり、大人の顔色を伺うようになっていきます。

保育士は職業柄、子どもを叱ることもあります。そのときに心がけている「叱りかたのコツ」をお伝えします。

叱りかたのコツは2つ

怒る PIXTA

会社で後輩を指導する時にコツがあるのと同じように、子どもを叱るときにもコツがあります。

子どもに伝わりやすい「叱りかた」を知ると、子育ての他の場面に応用することができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

1. 大人は落ち着いて話す

泣く PIXTA

つい「もう何やってるの!」「どうしてできないの!」と言ったフレーズが口をついてしまいませんか?この言葉が最初に出てしまうと、子どもは大人の言葉をシャットダウンしてしまいます。

そのため、本当に伝えたかった「お茶をこぼさないように気をつけて持ってね」などの言葉は、子どもの耳に届いていない可能性が大きいです。まずは「気をつけて持ってね」と言ったほうが、子どもには伝わりやすいので意識してみてくださいね。

また、「ギャー」っと子どもが泣いてしまうと、大人もついヒートアップして声を荒げてしまいがちですが、それは逆効果。大泣きしているときは、まず泣き止むことが最優先。「泣くのが終わってからお話しするね」と伝え、待ってあげたほうがいいですね。

2. こうしてほしい!を言葉にする

手をつなぐ amana images

ついつい「走らないで!」「そうやって持ったら、危ない!」など言ってしまいがちですが、この伝えかたも子どもには伝わりにくいのです。

それは子どもの特性として、否定語を理解するのが苦手だから。つまり、「〇〇しないで」よりも「〇〇しようね」とストレートに伝えるほうが、子どもにも伝わりやすいのです。

こちらは、子どもに伝わりやすい言葉をまとめたものなので、ぜひチェックしてみてくださいね!

子どもに伝わりやすい言葉の言いかえ表 まりこ

子どもに伝わりやすい言葉を意識して

子どもに話すときに「伝わりやすい言葉」「伝わりにくい言葉」の2種類の言葉が存在します。子どもにとってわかりやすい言葉を端的に話すことが大切です。

子どもにわかりやすい言葉を使うことは、初めは大人側が意識しないと難しいかもしれません。しかし、毎日一つでも伝えかたを変えると、子どもの行動も変わってきます。

ぜひこの記事を参考にしていただき、少しでも親子で楽しい時間が過ごせるように応援しています。

まりこ/0歳-6歳育児の専門家(@mamababy_cococolor)のインスタグラム

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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