5.仕事を異常なほど増やされる
まだ仕事が終わっていないのに、わざと次々と自分にだけ仕事を割り振ってきたり、明らかに他の人よりも厳しく接しられることもあります。
そして物理的にこなせない仕事量にも関わらず、その作業の遅れを指摘してくる等、どんどん精神的に追い込んできます。
6.仕事を制限される
これは5とは逆に、やる気もあり、能力もあるのに、極端に仕事量を減らされたり、雑務ばかりやらされるケースです。
または、何かを提案したり、10求められて11で返したら怒鳴られるような場合もあります。仕事に対する意欲を失わせ、労働の喜びを奪うモラハラです。
職場でモラハラをする人の特徴と対処法
ちょっとした僻みから、人格の歪みまで、モラハラをする人の特徴は様々です。その人がモラハラをする理由によって、対処法も変わってきます。
全てが下記のケースに当てはまるわけではありませんが、相手をよく見極めて、適切な対処をするこで自分の身と労働の権利を守りましょう。
ただ単に口が悪い人
性格、よく言えば個性で横暴な印象を与える人がいます。方言のせいで怒っているように感じさせるケースもあります。
相手に対してストレスを感じることもあれば、「この人って単純だな」とか、「かわいい面もあるな」などと肯定的な印象も持てる場合は、悪意がなく口が悪いだけの場合があります。
一度とことん話し合ったり、飲みにいったりすることで打ち解けることがあります。判断の一つの基準として、自分が怒鳴られたときに、信頼できる他者にどう感じたかを聞いてみるのもいいでしょう。
コンプレックスの塊の人
学歴コンプレックスや、容姿にコンプレックスがあり、ただただ相手に対する僻みから相手を傷つけようとするタイプです。
このような人はどこか自信がなさげだったり、学歴や容姿について聞いてもいないのに話し出したりします。
コンプレックスからモラハラに走る相手に対しては、敢えて自分が完璧ではないアピールをしてみたり、相手の良いところを褒めまくる、業務に支障の出ない小さな失敗をしてみせることで、相手が安心するケースもあります。
人格に問題を抱えている人
いわゆる、全く罪悪感をもたない反社会性人格障害や、自分のことしか考えられない自己愛性人格障害などが起因している場合は逃げるしかありません。このような原因でモラハラをする人には、どう頑張っても相手の痛みが理解できません。
特徴としては、周りからは優秀な人だと思われているが、人間らしい表情や優しさを感じたことがないなどです。
ただし、こういった人の中には、巧みに人間らしさを武器として利用する人もいます。第一印象が非常に良いのに、どんどん相手が分からなくなるような場合も注意が必要です。
こういう人と出会ってしまった場合は精神を滅ぼすまで攻撃されますので、退職するか部署を変えてもらうのが一番です。あなたが負けたわけではありません。このような人に職場でターゲットにされたら場合、あなたの努力は一生報われません。
あなたがきちんと活躍する為に、この人との悪い縁を切るだけです。
一人で悩まずに解決させる為に動く
今回取り上げた例以外にも様々なモラハラや、モラハラをする人は存在します。人間関係のいざこざはどこへ行ってもありますが、仕事に差し障りが出るようなら明らかにルール違反です。
モラハラやパワハラに合う人は得てして真面目で誠実な人が多いです。相手を責める前に、自分が悪いのではないかと思ってしまうのです。それが相手を更につけ込ませてしまいます。良心を逆手に取られてしまうのです。
おかしいなと思ったら、人に相談する、専門機関に相談するなど、新しい一歩を踏み出してみて下さい。出口がないと思っていても、踏み出せば必ず解決の糸口が見つかるはずです。