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水遊びが楽しい季節は、事故に注意
夏といえばプールや水遊び。海や川など、水に触れる遊びが気持ちいいですよね。プールだけでなく、夏は水鉄砲や水風船なども思い切り楽しめるでしょう。そこで、プールや水遊びを行う際、気をつけてほしい注意点があります。
保育現場でも先生たちが必ず気をつけていることでもありますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
プールや水遊びの注意点、絶対守ってほしい5項目
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1. 走らない・走らせない
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特にプールサイドは、ぬめりがある箇所も多く、走るとすべって転んでしまいます。時には後頭部を地面にぶつけてしまう子もいます。こうした頭部をぶつける状況は、大けがにつながることもあります。
歩いて移動するよう、保護者が子どもに伝えてあげましょう。また、小さな子は手をつなぎ、絶対に走らせないでください。
2. 飛び込まない
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ほとんどのプール施設で、飛び込みが禁止されていると思います。プールに入る前に、もう一度、子どもと確認してください。飛び込みの危険性は、本人だけでなく、周りにいる人にもおよびます。プールの中に居る人とぶつかれば、事故につながることも…。
「プール内に入る時は、プールサイドに座って後ろを向いて足から入る」が、園では良くしているお約束です。プールサイドから手を放すことなく、安全に入る方法を取りましょう。
3. 押し合い・引っ張り合いをしない
これは本当に危険です。小学生以上になって水の中で思うように体が動かせる年齢であっても、絶対にやめてほしいことです。
水慣れの度合いは一人ひとり違います。自分が平気だから…と、楽しさから安易な考えで行うと、大事故につながります。プールの中だけでなく、海や川でも同じです。海や川には、潮の流れや、上流下流で水の流れに違いがあり、いきなり深くなっている場所もあります。そんなところとは気づかず、いきなり引っ張ったり押したりするのは、想像しただけでも怖いですね。
子どもたちには絶対に押し合い、引っ張り合いをしないように伝え、親もふざけて行うことがないようにしてください。
4. 水分補給をする
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「水で遊んでいるのだから、汗もかかないし涼しいし大丈夫!」と思われがちですが、水遊びをしながらでも、汗はかいています。水遊びが楽しくて興奮し、のどの渇きに気づかないことがあります。
休憩を取りつつ、水分補給もしっかりと行ってくださいね。水辺でも暑さ対策は十分に意識することが大事です。
5. 絶対に目を離さない
子どもはさほど水位が高くなくても、溺れる可能性があります。
家庭用プールの水位でも子どもは溺れます。赤ちゃんはもちろん、5歳くらいになっても溺れる可能性がありますので、子どもから目を離してはいけません。「お家の庭だし、大丈夫!」と安心せず、大人がついていられない時は、一度水から出て待っていてもらいましょう。
子どもは溺れたときにバシャバシャと大きな音を立てると思われがちですが、無音で何事もないように沈んでしまうことがあります。目を離していても音でわかるという考えは危険なので絶対にやめてください。
後悔する前に
他にも危険な遊び方や注意点があると思いますが、特に注意して遊んでいただきたい、5つのポイントをご紹介しました。
ちょっとした気のゆるみから、大きな事故やケガ、取り返しのつかないことになってしまうことも…。毎年、水難事故のニュースを目にすると、とてもつらい気持ちになります。大切なわが子の命を守るため、ママやパパ、大人も約束事を守って、楽しい夏を過ごしてくださいね。