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家事のことでギスギスするのはみんな同じ
家事でもめたあげく「自分のことは自分で」というルールにした妻・エムコと夫・エスオ。
ある日、出かけるという夫を見送ったエムコは夫の服を見てびっくり…。いくら友達に会うだけとはいえ、しわしわの服で外に出るなんてと思ったのでしょうね。でも、その言葉をグッと飲み込んで「まあいいか」と自分を納得させたようです。このあたりも夫婦の価値観の違いなのかもしれませんね。
エムコは友達と会い、近況報告をしました。その中で話題になったのは家事をめぐる夫婦のギスギスについてでした。友人のマリエも同じように家事のことで夫ともめた経験があり、夫はわかっていないと話します。家事についての衝突はどの家庭でも経験することなのかもしれませんね。
とことん話し合うことが大事だと言う友人
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エスオに関する愚痴が止まらなくなってしまったエムコ。はじめは相手のことが好きな気持ちや献身的な思いから何でもやってあげていたものの、次第にそれが当たり前になり母親のようになっていくことが嫌になったと話します。感謝されるためにやっているわけではないものの、それが当たり前と思われるのはイライラしますよね。自分が家事をするときに考えていることと、エスオの思いが違うというところもエムコはモヤモヤしているようです。
そんなエムコに対し、マリエは「とことん話し合ったら普通のラインが違うことがわかった」と話してくれます。普通のラインとは一体どういう意味なのでしょう?
最低ラインを決めると、もめない?
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家事には終わりがなく、上を目指そうとすればとことん突き詰めなければいけなくなるという、マリエ。そこで、マリエ夫婦はお互いが許せる最低ラインを話し合ったそうです。そのラインを守るようにしたら喧嘩は減り、もめることもなくなったと教えてくれました。ついお互いの理想を合わせてしまいたくなりますが、そうではなくて「不快ライン」を伝えあう方がハードルが低く、気にしやすいのかも。エムコにとっては、目からうろこのアドバイスだったのではないでしょうか。
このシーンでは「どっちが悪いとかじゃない」というマリエの言葉が印象的。確かに、きれい好きな人もいればズボラな人もいますよね。家事を含むさまざまなことはお互いの感覚の違いですれ違うことが多いかもしれません。それを善悪で考えるのではなく、違いとして伝えあうのはとても大切なように感じられます。
エムコが思い返すと、エスオと家事について話し合う機会は少なかった様子。話し合いが大事と頭では理解していても「わざわざ言うほどでもない」と先延ばしにするうちに、すれ違い続けてしまうこともありそう。どちらが悪いというスタンスではなく、お互いの感覚を伝えあう機会を持つという考え方が必要ですね。