主婦が実践している食費節約のコツ12選
私たちの生活に密接に関わっている、食費。家計の中でも大部分をしめますよね。節約は食費からという方もいるかもしれませんが、無理をすると健康をそこなったり、ストレスがたまったりすることも。
そこで、今回は、私が健康に気をつかいつつ、ストレスをためない方法で食費を節約しているポイントを12個ご紹介します。
- 1週間分の献立を決める
- 週1で買い物をまとめる
- フードロスをなくし、冷蔵庫を常に整理整頓する
- カット野菜を買うより、野菜をまるまる買った方がお得
- 麦茶はパックを使って作る
- フライドポテトはじゃがいもから切った方が安い
- 旬の野菜を活用、家庭菜園をしてみても◎
- 産直売り場を確認
- 豆腐を味方につける
- 豚肉をとり肉に代用する
- 加工品を買うより、野菜を買う方が安い
- お弁当は残り物や作り置きを持参
1.1週間分の献立を決める
1週間分の献立を決めていれば、忙しいときも安心です。献立を考え、まとめて買い物をしているので、「今日はお総菜にしたい」などの突発的な買い物が減りました。
お総菜を買いに行くよりも、焼きそばを作ったり、冷凍ギョーザを焼いたり、短時間でできるメニューも取り入れています。めん類は野菜などより賞味期限が長いので、多めに買っていてもよいでしょう。
2.週1で買い物をまとめる
買い物をするにも、一度に買える量は決まっていますよね。わが家は、週1を目標にまとめて食料品を買うように心がけています。
そのため、1週間分のメニューを立てることはかかせません。買える量も決まっているので、「カゴが空いているからお菓子を買おう」など、余計なものは買えません。
結果的に買いすぎ防止にもつながり、わが家では一番の節約になりました。
3.フードロスをなくし、冷蔵庫を常に整理整頓する
期限切れになったり、腐らせてしまったりして、廃棄してしまう「フードロス」。これをなくすだけでも、ムダづかいが減ります。
フードロスをなくすためにも、冷蔵庫を常に整理整頓するのがポイントです。めずらしい調味料を買い、2、3回使ってそのまま置いていませんか?納豆のからしをためていたり、賞味期限がだいぶ前に切れ、怖くて開けられないものがあったり…。わが家にはありました。
冷蔵庫のスペースがもったいないし、冷やしている電気代ももったいないですよね。2、3日や1週間に1回など、定期的に冷蔵庫を見直す時間を作ってみるとよいですね。
4.カット野菜を買うより、野菜をまるまる買った方がお得
一人暮らしの場合、カット野菜を選んだ方が安いこともあります。
しかし、家族が多い場合、キャベツの千切りは袋に入っているものを買うのではなく、キャベツ1玉を買ってせん切りする方が安くなります。
どうしても使いきれなさそう…という時は、半分にカットされている野菜を選んだり、使いきれる量を選んだりするのも地球にやさしく家計にもよいですね。
5.麦茶はパックを使って作る
麦茶を飲む時は「麦茶のパック」を使って作る方が安くなります。
真夏の炎天下の中で菌が繁殖しそうな場合、ペットボトルの麦茶のほうが安心です。それ以外であれば、麦茶はパックを使って作る方がお得。ペットボトルの場合、安くても90円前後ですが、麦茶50パック入りですと200円以下で買えるので、とても経済的です。麦茶に含まれているミネラルも一緒に飲めるので、ぜひ活用したいですね。
6.フライドポテトはじゃがいもから切った方が安い
子どもたちに人気のフライドポテト。わが家では、じゃがいもから切った方が安いとわかりました。冷凍のフライドポテトでも、切る手間がなくてよいですが、冷凍庫がパンパンになることが多いのが困るところ。わが家は欲しい分だけじゃがいもから作るようにしています。
少し手間がかかりますが、国産のじゃがいもを買えば、国産フライドポテトが完成。おいしく食べられます。
7.旬の野菜を活用、家庭菜園をしてみても◎
旬の野菜は安いことがほとんどです。夏なら夏野菜のきゅうりやトマト。冬なら大根などがお得に買えます。
家庭菜園をして、野菜を育てながら節約をするのも楽しいでしょう。ミニトマトや大葉など、簡単な野菜から挑戦してみてもよいですね。わが家は今年は忙しく、家庭菜園ができませんでした。来年のあたたかくなる季節に、また挑戦しようと意気込んでいます。
8.産直売り場を確認
「産地売り場」がお店にあるならチェックしてみましょう。安く価格が設定されていたり、袋に多く入っていたりすることもあります。
なによりも地産地消なので、地域の経済も豊かにできるので、産直野菜を積極的に選んでいます。
9.豆腐を味方につける
安い家計の味方「豆腐」。そのまま食べてもおいしいし、みそ汁に入れたり、ひき肉と混ぜたり、ハンバーグなどのカサ増しにも活用できるおすすめ食材です。
わが家はよく、時短と節約ができるので、マーボー豆腐の素を使い、5分でマーボー豆腐を作っています。疲れてつい、お総菜や外食に頼りたくなる時、時短のマーボー豆腐は心強い味方。
疲れている時やご飯を作りたくない時にでも、すぐに作れる「料理の素」などを用意していると、心と体にも余裕が生まれますよ。
10.豚肉をとり肉に代用する
わが家みんなが大好きな、豚のチャーシュー。最近は豚肉ではなく、とりむね肉を活用し、安く、低カロリーで作るようになりました。
肉じゃがやカレーライスのお肉はとりもも肉にしています。また、豚肉を使うとんかつは減らし、とりむね肉を使うチキンカツに変更。とんかつよりやわらかくできるので、食べやすく、わが家の定番メニューになりました。
11.加工品を買うより、野菜を買う方が安い
とにかく時短で料理を終わらせたい時、冷凍食品やお湯をそそぐだけのカップスープはとても便利。私は一時期、加工食品に頼りっぱなしで、毎週のよう大量に買っていました。その結果、家計が赤字に。食費だけでひと月10万円になったこともありました。そこから夫に相談し、加工品が多すぎるので減らそうということになりました。
加工品を買うよりも、野菜を選ぶんで自炊するように意識してから、家計が落ち着いています。味付けも濃すぎないように気を配れるので、健康にもいいように思います。
12.お弁当は残り物や作り置きを持参
夫婦のお昼は手作り弁当を持つようにしました。そのため、前日のおかずを多めに作ったり、副菜をまとめて作ったり、お弁当に活用できるものは積極的に取り入れるようになりました。
ですが、時には冷凍食品に頼ることも必要です。無理をすると節約は長続きはしないので、適度に手を抜けるところは抜きましょう。
食費節約のまとめ
食費節約の方法はいろいろとありますが、日々のことだけにいきなり激変させるのは大変です。これらのコツを全て実践しなくても、ストレスなくできるものを取り入れてみてはいかがでしょう。
ストレスがある節約を続けていても楽しくないですし、かえってストレス発散でムダづかいが増えてしまう可能性も。無理なく、健康を意識しながらできる節約をして、お財布にも地球にも優しい暮らしを心がけましょう。