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医師からの「グッジョブ」
息子が「先天性白内障」と診断されてから、不安な日々を過ごしていた河野さん。息子の将来を悲観し気持ちが沈んだり、難航する病院探しに疲弊したりと、ここにたどり着くまで紆余曲折がありました。
だからこそ、やっと出会えた専門医の言葉にじーんとくるものがあります。
そして、手術に関すること、術後のケアに関することなど、早速、具体的な話が始まります。
わからないことだらけで不安
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「先天性白内障」という、極めて発症率が低い病気と直面してしまった河野さん一家。だからこそ、情報が少なく、治療やケアの仕方について、戸惑いを隠せません。
すると、医師が敏感に察知し「何でも聞いてください!」と言ってくれました。これ以上、心強い言葉はありませんね。
今まで、気持ちの浮き沈みが激しかった河野さんでしたが、医師と話をするうちに、落ち着きを取り戻します。
若い医師と対面し、率直に感じたこと
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医師の話を、落ち着いて穏やかな気持ちで聞くことができた河野さん。暗中模索の日々から解放された安心感とともに、ハキハキと話す医師の姿に、信頼を抱き始めたようです。
本作では、「1万人に3人」という発症率の目の病気に直面した河野さん一家の姿がていねいに描かれています。病名の診断を受けるまで、そして手術ができる病院と専門医に出会うまで、わが子のために両親が奔走します。「子どものためにできる限りのことをしたい」という、親の愛情を感じます。
また、子どもの病気と向き合う両親の姿にエールを送りたくなります。誰しもが直面する問題ではありませんが、さまざまな事情を抱えている家庭があることを今一度、心にとどめておこうと感じさせてくれる作品です。
『息子に目の障害が見つかった話』の著者である河野りぬさんは、この漫画にこめた思いについて以下のようにコメントしています。
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「当時、息子に降りかかった病について必死に情報を集めました。しかし、ほとんど情報らしい情報がなく、保護者同士の情報交換の場もどこにもありませんでした。
その時の不安な気持ち、よりどころの無さ、社会から切り離されたような孤立感は、いまだによく覚えています。
私たちの経験が、これから同じような病で困っている親子の参考になればと思い漫画にしました。」
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この漫画は子どもの目に関する病気について紹介したものです。子どもの体について心配なことがある場合は医療機関を受診し、医師に相談をしてください。