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「あれはないな」と言った夫
支援級への入学を検討していたのに、1人の先生の態度を見たことで悩みが深まってしまった星河さん。
支援級の見学から帰宅後、夫に不安な気持ちを打ち明けます。支援級への不安はもちろんですが、それ以上にあいさつを無視するような先生がいることが不安で仕方がないですよね。支援級に入れば先生と話をする機会も増えるでしょうし、高圧的な先生に言いたいことが伝えられるのか不安に思う気持ちもわかります。
夫は黙って聞いていたものの、一言だけ「あれはないな」と言って去ります。夫もあの先生がおかしいというのは感じているようですが、どちらに通わせるのかの結論はまだ出せずにいるようですね。
決断したママ友を見て心細くなった
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翌日、同じく支援級の見学に行った保育園のママ友と話をした星河さん。「どうする?」と聞いた星河さんにママ友は「通常級にする」と話してくれます。決断したママ友の背中はとてもスッキリとして見えますが、星河さんはすっかり心細くなっていました。ママ友が支援級に決めたと言ってくれたら、自分も迷わず支援級を選べたかもしれませんね。
星河さんからすれば「たぶん大丈夫だと思う」と笑顔で言うママ友がうらやましくもあり、置いていかれてしまったようで寂しくも思ったのではないでしょうか。
どっちにすればいいの?決められないよ…
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「支援級が望ましい」と言われても、最後に決断するのは親。しかし、その決断によって子どもを苦しめてしまう可能性もありますし、のびのびと楽しく過ごせるかもしれない…そう思うと途端に責任の重さを感じますよね。星河さんはタロくんを通常級に通わせることに不安を感じていました。しかし、支援級にはあの癖の強い先生がいる…。どちらにしても心配で不安というどうしようもない状況に、決めることができないまま悩み続けた星河さん。
親になるとこういった選択の場面が幾度もありますよね。自分のことであれば失敗したり、後悔することがあっても自分で決めたことだからと受け止めることができても、子どものこととなるとそうはいかないのではないでしょうか。たくさんのことを学び、吸収できる大事な時期にどんな環境で過ごすのか…それはとても大事なことですよね。
星河さんは悩みに悩んだ末、支援級への入学を決意します。その後に決まった担任は、笑顔であいさつをしてくれるすてきな先生だったといいます。懸念していた先生に当たらず安心したでしょうね。支援級か通常級か、さまざまな観点で検討した星河さんの体験談が参考になる作品です。