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忙しい店舗で頻発する盗難
はなうささんはこのころ、アパレルショップの店員として働いていました。とても忙しい店舗に配属され、ヒールでバックヤードを駆け回るような大変な日々を過ごしていたと言います。
そんなはなうささんたち従業員を悩ませる大きな問題がありました。それは、盗難です。気が付くとハンガーのみしか残っていないという事件が頻発していたのです…。このあとどうなるのでしょうか。
相次ぐ盗難。ついに警察沙汰に
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相次ぐ万引き被害。気を付けていても、忙しい店舗では、監視しきれないことがあるかもしれません。盗難被害を「お店の恥」と表現するマネージャーの圧に、はなうささんは疲弊しているようです。
マネージャーの叱責もごもっともですが、万引きの対策は簡単なことではないですよね。店長はついに被害届を出すことに決めたようです。
警察への被害届提出に緊張
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被害届を出すために警察に相談しに行ったはなうささん。8枚もの被害届を出すにはとても時間がかかったそうです。盗難被害に遭っただけでも大変なのに、さらにこうした手続きにも時間がかかるなんて…盗難や万引きの罪深さを再認識させられます。
盗まれないのが何より1番のことですが、こうして警察官が寄り添ってくれて手続きを完了でき、まずは一安心ですね。
盗難対策と雰囲気の板挟み…
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はなうささんは無事に盗難届を提出し、店舗でも警察の指導のもとで盗難対策を行うようになりました。それもあり、被害は減っていったといいます。
しかし、よかった、これ一件落着…とはいかない面も。盗難抑止となるシールについて「お店の雰囲気に合わない」という指摘があったのだといいます。お店をデザインする側には、妥協しにくい部分なのかもしれません。
お店つくりと、盗難防止。両立するのは大変ですよね。スタッフの方は現場と本社の意向との板挟みで日々苦労していることがわかります。こうした努力を知ると、お店で手に取る商品への思いが変わる気がしませんか?商品を作る人、売る人の思いを大切に、お買い物を楽しみたいですね。