Ⓒぷみら
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望んだ最期を迎えることができる人は、どのくらいいるのだろう
ぷみらさんは当時新人看護師として、とある病院に勤務をしていました。常に生死に触れる職場で、ぷみらさんはよく直面する悩みがあったそうです。
それは、患者さんは望んだ最期を迎えることができているのか、ということ…。延命治療を拒んでいたいたとして、のこされる身内は、その通りにしてくれるのだろうか、そんな悩みを持っていたと言います。
父親と自分の願いで板挟みになる…
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皆さんは、身内から延命治療を拒否したいという希望を聞いていて、その希望をかなえることができますか?健康なときは、望み通りにしようと思うかもしれません。しかし、いざその時になるとその決断が揺らいでしまうことがあるかもしれません。
川谷さんの娘さんは、父親の気持ちを十分に理解していました。だからこそ、手術をしないと拒否ができたのでしょう。しかし、それでもなお気持ちは揺らいでいるようです。
旅立つ人の思うようにしてあげたいという思い、もっと生きてほしいという願い、どちらも理解できますよね…。皆さんがもしその2択を迫られたとき、どのような判断するのでしょうか。
どのように最期を迎えたいかを共有することは大切
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誰でも家族の苦しむ顔は見たくないものですよね。とは言っても、延命治療に関しては、簡単に解決できる話ではないでしょう。生きてほしいと願うことは当然です。
まず、大事なことは身内の希望する「死に方」を共有することです。もちろん、自分の希望を伝えることも大切です。その時は、受け止めるかどうかは一度おいておき、その事実だけを共有してみてはどうでしょうか。いざその時になり、決断が揺らぐときは、医療関係者に相談することもよいですね。
目をそらしがちな話題ですが、最後まで自分らしい人生を送るためにも、その思いを共有することは大切なことです。旅立つ人も見送る人も、後悔がより少ないような選択ができるとよいですよね。