©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
最悪の事態が頭をよぎる
このお話は、両親ともに在宅していたこやま家さん宅で、3歳の娘・さくちゃんが失踪したときのエピソードを描いたもの。
当時、ママ・こやま家さんは浴室で掃除をしていて、リビングにはパパがいて掃除をしていました。当時、玄関につながる廊下は死角になっていたようです。玄関には鍵がかかっていたはずですが、さくちゃんは両親の目が届かない時間帯に、自宅を出てしまいました。
娘・さくちゃんが家の中にいないことに気付いたこやま家さんの夫。すぐに玄関の周りや庭を見ますが、すでにさくちゃんの姿はありません。自分で靴を履き、開けられないと思っていた二重の鍵を開け外へと出たさくちゃん。
外を探し回る中、パパは「さくちゃんを見かけた」という人から大きな交差点の方へ走って行ったという情報を聞きます。頭の中では最悪の事態を想像し、自分が目を離したことを後悔したパパ。急いで向かうと、交差点の手前で立ち止まっているさくちゃんを発見します。さくちゃんを抱きしめ、とにかく安堵したパパと対照的に、さくちゃんは驚いているようにも見えます。冷静になぜ家からいなくなったのかを聞いたパパに、さくちゃんは何と答えたのでしょうか。
とにかく無事に見つかり何よりでしたよね。まさか両親がいる家から子どもがいなくなるなんて誰も想像していなかったはず。3歳というとまだまだ子どもですが、自分で考えて行動できる年齢なのですね…。
ママはそもそも何も知らなかった…
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
パパが必死にさくちゃんを探している間、こやま家さんはさくちゃんがいなくなったことも夫が探しに行ったことも知らずにいました。状況がつかめないこやま家さんに一部始終を教えてくれたのは、さくちゃんを見かけたママ友だったのです。
パパは声をかけてからさくちゃんを探しに出かけましたが、その声はこやま家さんには届いていなかったよう。何事もなかったから良かったものの、弟が1人になる時間があったことは気をつけたいところですよね。
無事に家へ帰ってきたさくちゃんに話を聞くと、「ママがいないから、公園へ行かないとと思い家を出てしまった」と判明。ママが家の中にいるとは思わず、公園に行ってしまったと考えたっようです。
こうした思考は大人には想像しにくいところ。大人にとっての当たり前は子どもにとっての当たり前ではない。そんなことを改めて考えさせられます。
今回のことを踏まえて話しあったこと
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
©koyama.ke
さくちゃんが家から出て行ってしまったことについて、たくさんの反省点があったというこやま家さん。自分1人しかいなければ気を張って子どもたちを見ているものかもしれませんが、夫もいれば自然と気も緩みますし、任せっぱなしにしてしまうこともありますよね。誰が悪い、何が悪いということではなく、反省すべきところは反省し、改善することが何よりも大事ですよね。
今回は幸いにもママ友や高齢の夫婦のようにさくちゃんを見ていた人がおり、すぐに見つけることができました。普段から地域との関わりを大事にすることも忘れずにいたいものですよね。また、子どもとも普段から交通ルールや大人とはぐれてしまった時のルールを話し合っておくことが大事ですよね。
どんなに大人が気を付けていても、子どもはその遥か上をいくものだと思います。大事な命を守るためにも、誰も悲しい思いをしないためにも、今一度家族で話し合う機会を持つことが必要ですね。