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声をかけるのが「当たり前」に
主人公の叔母は目が不自由なため、手助けをするのが当たり前という環境で育ちます。そのため、困っている人には声をかけるようにしていました。とても素敵な心がけで、見習いたいですね。
この日も、杖をついた男性に気づきました。右往左往しており、どうやら困りごとを抱えている様子です。主人公はためらわず、いつも通り声をかけました。
目が不自由という男性に声をかけたところ…
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目が不自由だと言う男性に声をかけたところ、引っ越してきたばかりで土地勘がなく、マンションの場所がわからなくなってしまったそう。案内を申し出、ひじをつかむよう促したところ、突然、肩に手を回されてしまいました。必要以上に密着され、気持ち悪さを感じます…。
それでも、困っている人を放っておくことができず、男性をマンションまで送ることに。すると、マンションのエレベーターで住人らしき男の子と会います。すると、その男の子は「おじさん、目が見えるよ」と言い残し、エレベーターを降りていったのです。
ゾッとした主人公は、エレベーターの扉が開いた瞬間、逃げ出そうとします。ところが、「人違いだ」と言い張り、怒鳴り出した男性。主人公は恐怖心から男性に逆らうことができず、結局、マンションの部屋の前まで送ります。すると今度は…。
男性の過度なお願いで「おかしい」と気付き
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正義感と恐怖心が入り交じり、男性をマンションの部屋まで送り届けた主人公。すると今度は、「部屋の中まで連れて行って」とお願いされてしまいました。さすがにおかしいと感じ、必死にその場から走り出します。無事に自宅まで帰ることができました。
マンションのエレベーターで鉢合わせた男の子が指摘した通り、男性は目が不自由なフリをしていたのです。人の優しさにつけ込んだ卑劣な手口に、怒りがこみ上げてきます。また、このような人がいると、困っている人に声をかけるのをためらってしまいます。
主人公が、当たり前のように困っている人に声をかける習慣、とても素敵で見習いたいなと感じました。ですが一方で、障害があるフリをして近づいてくる、悪質なケースがあるこも明らかに。
わが子には、困っている人には当たり前に手を差し伸べられる人に育ってほしいと思います。ですが、悪意があるかどうか、見極めるのは非常に困難ですね。ただ、今回のケースのように、必要以上に体を密着させてきたり、過度な要求をされたりした場合は要注意。また、自分の身を守るためにも、思い切ってその場から逃げる判断も必要です。
悪質なケースがあることを、頭の片隅に覚えておきたいと感じるお話でした。