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痴漢被害者の苦悩
ある日、帰りの電車で痴漢の被害にあってしまったミワカモさん。ビックリしたこと、こわかった、イヤだった…など、さまざまな気持ちが入り乱れた複雑な心境を語っています。当時、彼氏だった夫は、オロオロしながらも優しく寄り添って話を聞いてくれました。
痴漢の被害をまわりに話すと、冷たい言葉を返されてしまうこともあります。ですが、夫は優しく包み込んでくれました。
実は夫は過去、痴漢の被害に悩まされた経験があります。電車で乗る場所や車両を変えても痴漢被害は続き、1か月以上もつきまとわれたのです。どうやら、完全にターゲットにされてしまっていた様子。
ところが、夫は犯人を捕まえることができませんでした。いざ「捕まえよう」と意気込んでも、周囲の目が気になり、犯人を突き出すことができなったのです。
その後、痴漢被害から逃れるために、友人宅へしばらく泊めてもらった夫。「電車に乗らない」生活をしばらく続けたおかげで、痴漢の被害はなくなりました。
「何もできなかった」過去
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痴漢の被害にあった過去を「何もできなかった」と振り返る夫。周囲の目が気になり、動けなくなってしまったのです。
痴漢の被害を減らすために、社会全体での取り組みが必要ですね。また、被害にあった人のプライバシーが守られるよう、まわりの理解も必要です。
とはいえ、すぐに社会のルールや仕組みを変えるのは簡単なことではありません。わたしたち、1人1人ができることは、ないのでしょうか?
夫婦で話し合ったこと
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改めて、性教育の大切さに気づいたミワカモさん夫婦。たしかに、性に関する話題は言いにくい雰囲気がありますね。ですが、自分の体を守るために、とても大切な知識です。まずは、オープンな雰囲気を作ることが必要ですね。
学校でも、性教育の授業を取り入れてほしいと思う一方、やはり各家庭での教育も必要ですね。まずは、親であるわたしたちが「恥ずかしい」「聞かないで」という、閉じた雰囲気を壊さなければいけませんね。正しい知識は、自分を守ることに直結します。
また、正しい知識を得ることで、被害者に寄り添うことができますね。被害者を傷つけるような発言、決して許されるものではありません。知らず知らずのうちに被害者・加害者になってしまわないよう、改めて家庭での教育が大切だと感じたお話でした。