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男に痴漢?はじめは状況が理解できなかった
満員電車の中でお尻を触られたような気がした夫。たまたま荷物が当たっただけかと思いましたが、振り払っても再びおしりを触られ痴漢だと確信します。駅に着くと痴漢はいなくなり、ホッと胸を撫で下ろし「今日だけだよな」と思うことに。
おしりを触られているとわかっても、すぐには状況が理解できず、少し冷静になってから怒りがわいてきている様子がわかります。しかし、怒りを抱いても具体的な行動を起こすことはできなかったようです。男性でも女性でも、突然体を触られたら驚いて頭が真っ白になりますよね。
「俺を狙ってる」確信に変わった
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乗る車両を変えたり、位置を変えたりして自分なりに痴漢対策をした夫。しかし、1か月以上痴漢は続き、完全に自分が狙われているということを夫は悟ったのでした。痴漢に対して怒り、捕まえてやると決めたものの、頭をよぎったのは電車に乗っている人たちの反応でした。男性が痴漢被害を訴えることを変な目で見る人がいるかもしれない。電車が遅れることに対して嫌な反応をする人がいるかもしれない…そんなことを考え始めると途端に痴漢の被害を訴えることができなくなってしまったのです。
男性だからこそ、周囲の目が気になって声をあげにくいというのもあるのでしょうね。痴漢は犯罪なのに被害にあった方は我慢して、自分なりに対策を立てないといけないなんて、とても理不尽に思えますよね。
夫が痴漢にあわないためにしたこと
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夫は痴漢の被害にあわないために、学校近くに住む友人の部屋に泊まらせてもらうことにしました。電車に乗ることがなければ痴漢にあうこともないと考えたのですね。学生時代で友人の協力があったからこそできることですが、電車に乗らないという決断をするぐらい痴漢にあう日々が苦痛で耐えがたかったのだろうと想像できます。
被害者が行動を変えたり、対策を取らなければいけないというのは納得できないことです。女性には女性専用車両があるところもありますが、男性の場合はそもそも痴漢の被害に遭うことすら想定されていないようにも思えます。痴漢がいかに人の心を傷つけ、その人の生活を大きく変えてしまうかというのをもっとさまざまな人に知ってほしいですよね。