©mocchi_kakei
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母のことがわからない…
社会人になり、同じ職場の女性と付き合い始めた太郎さん。休日のデートに出掛けます。すると、あろうことか母がホテルの前で待っていたのです…。このできごとがきっかけで、恋人と別れてしまいました。そして、フラれたことを話すと、母は激高してしまいます。
社会人になっても付いてくる母に疲弊し、限界を感じています。そんなとき、偶然にも小学校のころの先生と再会。思い切って、母親のことを相談します。すると、これまで知らなかった、母の意外な一面を聞かされます…。
母の笑顔の裏側
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太郎さんには、いつも笑顔で穏やかな面しか見せていなかった母親。だからこそ、小学校のころの先生から聞いた母親の姿は、想像を超えていました。職員室で暴れたり、友だちの家へ行き怒鳴り散らしたり…。
やっと、母は精神的に追い詰められている可能性があることに気づきます。そして、病院へ行くことを提案しますが、母親はかたくなに拒否します。
母の「イヤ」に追い詰められて…
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病院へ連れて行こうと、何度も声をかけますが、かたくなに拒否する母親。すると今度は、太郎さん自身の体調に異変があらわれます。病院へ行くと「パニック障害の症状と似ている」と医師から告げられます。
本作では、母親との関係に悩まされた体験談が描かれています。社会人になっても、子どものあとを付いてくる母親。ゆがんだ愛情を感じてしまいます。しかしながら、太郎さん自身も「何かおかしい」と感じながら、母の異常さを認めるのがこわく、目をそらし続けていました。大人になった今、やっと向き合う決心がつき、病院へ連れて行こうと試行錯誤します。
ところが、母親は「絶対にイヤ」と言い、病院を拒否。その姿を見ているうちに、今度は太郎さんが体調を崩してしまいました…。負の連鎖に陥ってしまった親子。とてもツラい状況ですが、太郎さんは診察をしてくれた医師に、すべてを打ち明けます。
家庭内の問題は、外からは見えづらいですね。また、事情がわかったとしても、他人が手を差し伸べるのは限界が…。「おかしい」と感じたら、迷わず専門医を受診することが大切ですね。