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支援クラスへの移籍で気がかりなこと
スクールカウンセラーの紹介で病院を受診し、タクくんは発達障害と診断されました。年度末の慌ただしい中、急いで支援クラスへ移籍する手続きをこなします。
そんな中、義母へどのように切り出すか悩みます。そして、夫へ託すことにしました。
このとき、もっつんさんは支援クラスへ移籍することに対して、まだどこかで罪悪感のようなものを抱えていました。だからこそ、義母へ切り出すことができず、また通常級へ戻ることを心の支えにしていました。
ですが当時のことを振り返ると、「世間体を気にしていたのは自分自身だった」と振り返っている もっつんさん。ただ、「弱さは悪ではない」とも語っています。人は自分自身の弱さを認めることができると、他人にも優しくできるものなのかもしれませんね。
そしてタクくんは2年生へ。いよいよ、支援クラスでの生活が始まります。
支援クラスへの移籍とともに変化したこと
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タクくんは支援クラスへ「移籍」となりましたが、本人もクラスメイトも混乱しないよう、さまざまな配慮がされているようですね。そして、課題だった国語と算数は、特別支援の先生が付いたことで、ずいぶんと勉強に集中しやすくなったようです。
タクくんが毎日がんばっている姿を感じ、もっつんさんもある決意をします。それは、2年生になって初めて行われた学級懇親会でのできごとでした。
母も勇気をだして…
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2年生の学級懇親で、タクくんが支援クラスへ移籍したことを、自分の口から伝えました。とても勇気がいることだと思いますが、温かい拍手をしてもらうことができました。2年生から、親子ともに新しい生活がスタートしました。
本作では、息子の発達に向き合い、支援クラスへ移籍するまでのお話が描かれています。およそ6年間、息子の育てにくさを感じながらも原因がわからず、ストレスと悩みを抱えていました。小学校への入学と同時に問題行動やトラブルが増え、苦労が絶えませんでした。
そんな中、ようやく信頼できる人と出会うことができます。スクールカウンセラーとの面談を重ね、紹介してもらった病院で「発達障害」の診断が出ます。
適切な支援を受けるために、大きな一歩を踏み出したタクくんともっつんさん。親としては、通常級で過ごすことに未練を感じています。ですが、学校で居心地の悪さを感じ、苦労するのは子ども自身です。
改めて、適切な支援を受けるためには、勇気をだして発達検査などを受ける必要があると感じました。