「駐車場に見知らぬおばあさん」警戒心を持っていたけれど
世の中には、いい人もいれば悪い人もいます。だからこそ、特に子どもと一緒の場面では周囲に警戒しているという方もいるかと思います。
八木さんは保育園の駐車場でウロウロしていたおばあさんに声をかけられたそう。おばあさんとはいえ、誰かの祖母でもないのに駐車場にいる様子は、少し不審にも思えますよね。警戒してしまうシチュエーションですが、おばあさんには何を言われたのでしょうか。
今日、保育園の駐車場に車を停めていたら、おばあちゃんがむっちゃウロウロしてた。なんか不審なおばあちゃん。車から降りたらおばあちゃんがさっと近づいてきて「すみません」って小さい声で話しかけてきた。一体何?!と警戒してたら、「あそこの木の枝見て」と。言われるまま見たら、でっかい桜の木の枝の先に、桜の花が一輪だけ咲いてた。
「私ね。桜が待ち遠しくて、ここ何日か毎日見にきてたの。そしたら今日咲いてたのよ〜!一つだけ!それをね、どうしても誰かに伝えたかったの。聞いてくれてありがとう」って一息に言って、すっきりした顔で去っていった。
なんか嬉しくなった😊 ※1
おばあさんがどうしても誰かに伝えたかったのは「桜が一輪咲いたよ」ということだったのですね。桜が待ち遠しくて毎日見にきて、ようやく一輪見つけられたことがうれしかったのでしょう。最後に「聞いてくれてありがとう」と一言添えるのも素敵ですよね。
この投稿に「私がX(Twitter)をするのも同じ」というリプライがついていました。確かにXやSNSに投稿するときの「誰かに知らせたい」という気持ちに近い思いだったのかもしれません。他にも「最高」「朝からほっこりした」という声もありました。
日常の中に小さな幸せや喜びはたくさんあるものですが、それに気付かずに忙しなく過ごしている方も多いはず。季節を楽しみ、今しかない瞬間を心から楽しんでいるおばあさんの姿に、心がほっこり温かくなるエピソードでした。