Ⓒ神谷もち
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人生はうまくいっていると思っていた…
昔から「そこそこかわいかった」ゆうみさん。お金と学のないところがコンプレックスだったゆうみさんは、努力して自信が持てる外見を手にします。そして、理想のお金持ちの夫と結婚をすることができたのです。
外見さえよければ、幸せな人生が送れると実感したゆうみさん。そんなゆうみさんの幸せの基準は、長女愛理ちゃんを出産したことで少しずつ変わっていくのです。
かわいくないわが子は、幸せになれないと絶望する
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ゆうみさんは夫によく似た愛理ちゃんを心の底からいとおしいと思っています。そして愛理ちゃんが幸せな人生を過ごせるように強く願います。その思いが強すぎてしまったのか、愛理ちゃんの外見をかわいくないと否定するように…。
ゆうみさんは努力して美を手に入れたことで、つかんだ幸せだと思っているようですね。美とお金があれば幸せな人生を過ごせるのでしょうか。
幸せの基準が外見とお金だと考えるゆうみさん。大切なわが子がどうやったら幸せをつかめるのか、不安でたまらないようです。わが子を思う気持ちは痛いほど伝わりますよね。
わが子の将来は見た目で決まるもの?
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外見がすべてではない、そう考えようとしても、やはり愛理ちゃんの外見がどうしても気になってしまうゆうみさん。わが子がどうしたら幸せな人生を過ごせるか、それを悩むことは親として共感できるでしょう。
しかし、それが外見で決まるのかは難しいところですよね。もしかしたら、外見が理由で傷つくことがあるかもしれません。そんなとき、親がわが子のためにできることは何でしょうか。
この作品は、幸せの基準とは何かを考えると同時に、わが子の将来に親はどう寄り添うべきを考えさせられます。わが子を思うがあまり、わが子の人生を否定することがないようにしたいですよね。