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子どもの身体能力の高さに驚がく
とある休日、こやまさん夫婦がそれぞれ家事をしている最中、おもちゃを踏み台にして玄関の扉を開け、外に出てしまった3歳のさくちゃん。
「カギに手が届かないはず」と思い込んでいた夫は驚いたことでしょう。靴もないことから、さくちゃんが1人で外に出たことは明らかです。一刻も早く発見し、家に連れ戻さなくてはなりません。
慌てて外を確認したけど…いない!
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ご近所のママがさくちゃんを見かけたと、声をかけてくれました。目撃情報を頼りに、近くの公園を探しに行きます。ところが、そこにもさくちゃんの姿はありませんでした。
いったい、どこを探せばいいのでしょう?
心当たりのある場所で子どもを見つけられない状況に、夫はとても焦ったはずです。
娘の行方がわからない…途方に暮れていたとき
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再び「小さな女の子を見た」と、目撃情報が。ところが、さくちゃんが向かったと思われる先には、大きな交差点があります。たった数分のできごとですが、子どもが全力で走ると、大人の足でもなかなか追いつくことができません。本当に心配です。
このあと夫は走り、交差点の手前で立ち止まるさくちゃんに追いつき、家に連れ戻すことができました。追いついたのはよかったですが、交差点にたどり着いていたとは怖すぎますよね。
ご近所さんの目撃情報のおかげで、さくちゃんの足取りがつかめました。小さい子どもを気にしてくれる地域の目がありがたいですね。
わが子の命を守るために、日ごろから対策を
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大人が2人いたにも関わらず、こやま家さん夫婦が気づかない間に家から姿を消したという、さくちゃん。油断しているつもりがなくても、小さなきっかけが大きな事故につながる可能性があることは、どんな家庭も例外ではありません。わが子の命を守るため、日ごろから対策をしつつ、子どもにも危険から身を守るルールを伝えることが大切です。
しかし、親にとって予想外な子どもの行動は、完全には防げません。万が一の場合に備えて、身近な家族と対処法を話し合っておきましょう。また、年齢や月齢によっても事故原因は変わります。その時々で安全対策の見直しや改善を行うことが大切です。親が目を離しても安全な環境を作り、大切なわが子の日常を守りたいですね。
- 公益社団法人日本小児科学会小児救急委員会「子どもの事故と対策」(https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/jikotaisaku.pdf,2023年5月29日最終閲覧)
- 愛知県「月齢・年齢別で見る起こりやすい事故」(https://www.pref.aichi.jp/kosodate/hagumin/growing/age.html,2023年5月29日最終閲覧)