困った人を見かけたらどうする?
街中で困っている人を見かけたら、どうしますか?声をかけるかどうかまずは悩んでしまうものだと思います。思いやりを持ちたい気持ちはあるものの、実際に行動に移すまではできないこともあるのではないでしょうか。
投稿者・陽出子(ヒデコ←呼び方)さんがXに投稿していたのは、陽出子さんのお父さんが羽田空港で見ず知らずの人に助けてもらったというエピソードでした。
今日父が福岡から上京しました。
福岡空港で財布を落としてしまったと羽田空港からしょんぼりした声で電話が。
700円持ってるからなんとか電車には乗れると。
その電話を横で聞いていた30代ぐらいの男性が「これを使ってください」と言って、見ず知らずの父に一万円を差し出してくれたそうです。
父は「こんなに沢山頂けない。2千円程で充分です」
と言ったが拒否され
「では後程お礼がしたいのでお名前とご住所を教えて下さい」と言っても
「困った時はお互い様です」
と言ってそのまま立ち去られたそうです。
奇特なお方って本当にいらっしゃるんですね。
今日の11時前の事です。
大阪の方だそうです。
お名前も全くわからないのですが、この場を借りて娘の私からお礼をお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございました🙇♀️
辛い子供時代を過ごし苦労してきた父にとって、知らない方からの優しさは本当に嬉しかったようです。
このポストがその方に届きますように。 ※1
羽田空港に着いてから財布を落としたことに気付いたというお父さん。電車には乗れるものの手持ちが少ないのはさぞかし不安だったでしょう。そのとき電話でのやりとりを聞いていた女性(投稿では男性となっていますが、実際には女性だったそう)が、1万円を差し出してくれたといいます。迷いなく手助けできる行動力がかっこいいですし「困った時はお互い様です」と言えるのはすごいことですね。
この投稿に「泣けて泣けてしょうがありません」「良かったですね」などのリプライがついていました。何かしたいという思いから一歩踏み出して、行動に移せるその勇気は見習いたいものですね。
投稿者・陽出子さんによると手助けしてくれた女性は伊丹で干し芋屋さんをしている方。名前を聞けないまま別れたそうですが、陽出子さんがこのエピソードをXに投稿したことで無事に連絡を取ることができたといいます。現在は多くの方がお店の干し芋を注文なさっているよう。最後までドラマのような素敵な展開ですよね。
SNSがきっかけで改めて感謝の気持ちを伝えられたことも含め、心温まるすばらしいエピソードでした。